令和4年のおひな祭り ヾ(´Д`)ノ☆

今年もひな祭りがやってきました ヽ(。´Д`。)ノ

もう何回目になるのか・・・

 

最初は家族の人数分 作っていましたが

今では 私のおままごとになってしまいました

 

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白酒を買いに行くと 仕事帰りだったので売り切れてしまってて…残念

でも 可愛らしいロゼワインを見つけました

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左側のは 中に八重桜の花びらが入ってるの

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引千切は千本玉壽軒さんのものです

ヨモギ餅の上にキントンが乗ってるんだけど

いかにも女の子の色よね~ マジ可愛い (((o(´∀`)o)))

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写真を写していたら もめんちゃんがやってきました

早く写さなくちゃ 散々なことになる前に  。゚(゚^Д^゚)゚。

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さあ 今年も仲良く暮らせますように

フフフ 結婚記念日です ( ◎´艸`)

醍醐寺と宇宙のお寺 !!(゚ロ゚屮)屮

京の冬の旅で どうしても見たかった醍醐寺秘仏が見れました 

ヾ(´Д`)ノ☆ ヤッター

快慶作の優美な弥勒菩薩坐像を安置する弥勒堂(重文)が特別公開されるだけでなく

僧侶が詳しく説明してくださるのです ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

 

さあ 菊と桐の金ぴかの門も 藤戸石のある素敵なお庭もサッサと通り抜け

ミロクのいらっしゃる一番奥の弥勒堂へ ε=ε=ε=((((o^ー^)o ブ-ン!!

 

弥勒堂 快慶作の弥勒菩薩

写真は京の冬の旅のサイトからお借りしています

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仏像が好きですが とくに宗教に没頭しているわけではありません

ただ 奇麗だなと思うものが好きなだけです

そして 快慶の仏像はうっとりするのです 

特にまなざしと唇 そして頬の優美なふくらみ・・・

それなら全部やん ( ◎´艸`)

 

僧侶のお話しによると

この弥勒像は後白河法皇の追善のために造られたそうです

造立年は1192年(8月に造り始め、完成は11月) 作者は快慶

 近年のX線調査で 高く結った髪の中に五輪塔が納められていることがわかりました

 

菩薩は蓮華の台座に座っていますが 

蓮華の一枚一枚に螺鈿の細工がしてあって超豪華です

 

蓮華の下にはさらに四角い台があり 獅子が入っています

なんとその獅子にも玉眼が入っていました

光背の板は土佐派の画です 名前は忘れた…o(;-_-;)o

 

お部屋の四隅に2面ずつ 8人の神様が見えていました

四方八方の神様かと思ったら 十二人の天部の神様がいるそうです 

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これが2面だけ見えるようにたたまれて4カ所にありました

十二天屏風は250年前のものもあるそうで 

色々な神様が重複して描かれているんですって щ(゚ロ゚щ)

恐ろしい顔をしているので どの神様かは理解できませんでした

250年前だったら暴れん坊将軍 徳川吉宗の頃ね

 

私たちがお坊様に色々と尋ねるので

じゃあ これも教えてあげようねと お部屋の外に出て

これはね と話し始めてくださいました

 

弥勒堂の入り口外側にある彫刻 !!(゚ロ゚屮)屮 

なんと左甚五郎作なんですって !!(゚ロ゚屮)屮

お寺の日誌に左甚五郎の一門が慶長15年に来たことが書かれているそうです

 

この写真はお坊様から撮っても良いと許可を頂きました

入り口正面の上の彫刻には 阿吽の龍が居ました

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向かって右は 鯉の滝登りのように見えます

海と川が合流しているような所ともおっしゃられていました

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向かって左は 因幡の白兎がフカに襲われて逃げているところです

 

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これらの彫刻は お庭の雰囲気を壊さないように 白木でできています

ただ一つ 小さめの蟇股だけは色がついています

これは 許可をくださった僧侶が向こうに行ってしまったので写しませんでした^^;

 

★奥宸殿

醍醐棚は三名棚のひとつですが 今日は醍醐棚の上にある天袋に目が行きました

小さな戸が4枚並んでいます

アッサリしすぎの墨で描かれた絵がありましたが

琴棋書画図でした 多分  。゚(゚^Д^゚)゚。 なんとなく見つけた感があって嬉しい

 

秀吉から北政所に贈られた「金の天目茶碗と天目台」も驚きのキンキラキンでした

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写真は京の冬の旅のサイトより

 

そう言えば黄金のお茶室ですが 

京都市では 伏見桃山城内に所蔵している「黄金の茶室」について

展示会・催物等 使用目的が適当であると認められる場合に貸出しを行っています

な な なんと 1日 1,000円 !!(゚ロ゚屮)屮 

まあ 運送費が高くつくでしょうが

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どなたか 何か企画して借りていただけませんか (゚д゚)(。_。)ウン!

中でお茶会を開いてみたいのです ヾ(≧ω≦)ノ

 

ライティングのせいで キンキラ金の悪趣味に見えるかもしれませんが

黄金の茶室に入って「金の天目茶碗と天目台」でお茶を頂くと 

雲の上の極楽にいるような感覚になるんじゃないかしら

意外と ええやんと思えました

 

★宇宙寺院 浄天院 劫蘊寺(ごううんじ)

 

醍醐寺が計画している宇宙寺院があります

浄天院劫蘊寺(じょうてんいん ごううんじ)と言う

衛星軌道上に打ち上げ予定の寺院で 

2023年に醍醐寺とテラスペース株式会社によって建立される予定です

 

6Uサイズの人工衛星ペイロードの半分に大日如来様と曼荼羅

残りの半分には人工衛星としての基本機能と

IoTゲートウェイのための設備が搭載されます ??*°□°*?? 理解できませんが

 

こんな感じだそうです

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五重塔

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五重塔の公開に先だって青龍宮本殿

(だと思うのですが 冬の旅サイトでは青龍宮拝殿と書いてある???)

で写経をしました

 

こちらが重要文化財清龍宮本殿 です



 

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重要文化財の中に入らせていただき写経をしますが

写経の内容というのが

名前・好きな1文字・願い事・メールアドレス又は電話番号なんです

 

不思議だな~と思いながらも 名前・夢・世界平和・スマホ番号と書きました

でも 何でなん ??*°□°*?? 写経に電話番号???

 

後で五重塔でお坊様のお話を聞いてビックリ w|;゚ロ゚|w

 

写経の文字や願い事 氏名 電話番号などをお坊様が入力してデータ化し

マイクロチップに埋め込んでロケットで飛ばしてくれるんですって

ヒャッホー ヾ(´Д`)ノ☆ 宇宙と私のスマホがつながると思うだけでワクワクワク

(@⌒ο⌒@)b なんとなく嬉しくって

 

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醍醐寺五重塔京都府内最古の木像建造物です

醍醐天皇のご冥福を祈るために

朱雀天皇が起工し 村上天皇の天暦5年(951)に完成しました

 

もう一つ最古がありました

 

★日本最古の障壁画真言八祖の中の一人) 弘法大師像です

五重塔の一層目の裏側のうち壁板に描かれています

お顔の白い部分しかわかりませんでしたが 

そんなに昔の色が残っているのも有難いものですね

 

★名物 「名物 竹の子すもし」(竹の子すし)

境内にあるお食事処の看板に目が釘付け ヾ(@ο@)ノ

 

醍醐寺に残る古文書に

徳川家光の乳母・春日局醍醐寺にある三宝院門跡あてに送られた」

というエピソードが綴られている由緒ある一品

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そんなに有難いものなら一度 どんなお味か試してみたい (゚д゚)(。_。)ウン!

 

でも 単品では販売しておらず 

てんぷらそばとのセットにしました

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「すもし」というのは これです

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巻きずしのような感じで 海苔の部分は湯葉です

ご飯は酢飯で真ん中には 人参 山菜の炊いたん そして竹の子なんですが

竹の子が柔らかくって タケノコの感じがわからない

いえ 柔らかいというよりも少なくって竹の子が入っている感じがしない

 

もっと竹の子竹の子してほしかったけど とにかく名物だそうです

手前の白いのはゴマ豆腐です

どんなお味かわかってスッとしました

 

今日もTさんと一緒です

私たち 尋ねたいことや気になることが多すぎて

1日に1カ所しか回れませんが十分に楽しめました

Tさん いつもありがとーね ヾ(〃^∇^)ノ また来週♪♪

 

 

 

 

 

 

大徳寺 大光院 ♪d(´▽`)b♪

大光院は『京の冬の旅』では初公開ですって

勿論私も初めての訪問です (((o(´∀`)o)))

何が楽しみかって 大好きな探幽の龍図です

 

大徳寺塔頭は 有名どころばっかりで

どの路を通っても凄すぎます

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大光院のお隣はなんと あの龍光院 ♪d(´▽`)b♪

 

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TVドラマに出てきそうな壁を通り過ぎながら 大光院に到着~ C= C= C= ┌(^v^)┘

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わ~ これが探幽の龍なんだ ワクワク

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門を入ると 咲き始めたばかりの梅が迎えてくれました ヾ(〃^∇^)ノ

 

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苔がとても美しく 石の上だけを歩くように気を付けました

 

さあ、入り口まで来ると いつものあれです…o(;-_-;)o

ここからは写真すべてNG 室内もお庭もです 何でなん?意味わからない

残念無念 覚えられない 忘れてしまう・・・ ヾ(≧ω≦)ノ

 

大光院豊臣秀吉実弟『秀長』の菩提を弔うために

秀長の継嗣である秀保が

『古渓宗陳(こけいそうちん)』を開山として招き作られました

移転を重ね 家臣であった『藤堂高虎』により現在地に移されました

 

古渓宗陳というのは 大徳寺総見院で秀吉が信長の葬儀をした際に

導師をされた僧ですって  w|;゚ロ゚|w

 

利休問題の時に秀吉は 利休に切腹を命じただけではなく

大徳寺自体も破却せよと命令を出したそうですが

この古渓宗陳が身を挺して大徳寺を守ったんですって ふ~ん (゚Д゚) ソウナンダ??

 

★龍図

お部屋は横に3つ並んでいて 

真ん中のお部屋に秀長や古渓宗陳の像が祀られていました

そのお部屋3つと奥の1部屋の襖絵が探幽の龍です

法印探幽と署名がありました

この襖絵は 仙台藩伊達政宗に迎えられて探幽が描いた五双の屏風を

襖に仕立て直したものだそうです

 

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写真は京の冬の旅のサイトよりお借りしました

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写真は京の冬の旅のサイトよりお借りしました

 

屏風の仕立て直しなので縦線が入っています
4部屋分ありましたので 色々な龍が見れました

特に左端のお部屋にあった 横向きで口を大きく開いた龍が居ましたが

大口を開けた龍を見たのは初めてだったので 

アゴはずれるで~ ヾ(≧ω≦)ノ と思わず心の中で突っ込んでしまいました

 

探幽の龍図が好きなんですが 35歳の時の大徳寺法堂の龍とも

55歳の時の妙心寺の龍ともやっぱり違うな~

 

地位を示す言葉に 法印 法眼 法橋というのがありますが

この画には法印と記されているので晩年かしら ?(゜_。)?

探幽55歳の妙心寺の龍には 法眼と記されていました

 

★蒲庵(ほあん) 黒田如水(官兵衛)好みの茶室

大徳寺は茶面(ちゃづら)と言われるだけあって 千利休をはじめとした

茶人にかかわるお寺が多く 茶室だけでも 47 もあるそうです  w|;゚ロ゚|w

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写真は京の冬の旅のサイトよりお借りしました

 

もともと蒲庵の茶席についた露地に

如水の子・黒田長政加藤清正福島正則の三武将が

それぞれ一つずつ石を寄進したということから『三石(みついし)の席』

という名前がありますが 現在の露地には その石はありません w( ▼o▼ )w

 

なら何処に置いてきたのかしら (;Α´∀`) 

そんな大事な物 一緒に持ってこないとダメでしょう w( ▼o▼ )w

床の間に軸がかかっていましたが見えませんでした

障子はすべて石垣張りになっていて裏千家流に真ん中に継ぎ目がありました

石垣張りの面白いところは 陽が射さない時は継ぎ目が白く見えるのに

陽が射せば 継ぎ目が黒く見えるところでしょうか  。゚(゚^Д^゚)゚。

 

光マジックを昔から楽しんでいたのね~

窓が多く 明るい茶室です 天井にも突上窓がありました

 

 

後から露地を眺めると やっぱり石なんてありませんでしたが

(多分)鉄の灯籠がありました

勧修寺型灯籠のちょっと手前くらいの横長さですが

火袋のぐるりが透かしになっていて五三桐を表していました

さび付いて赤黒色でした 

 

形は違いますが 寂光院にある 秀吉寄進の雪見灯籠と透かしは同じ感じです

こんな時 写真が写せないのがもどかしい

頭の中にはあるんだけど うまく言い表せません そのうち 頭の中も忘れていくし・・・ すでにおぼろになりつつあります (;Α´∀`)

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こんな感じで 屋根はもっと薄っぺらくて 足がついていました

 

表門

現在の「表門」が安土・桃山時代、1599年に建立されたものですって

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確かに古くて由緒ありそうな感じです 白アリが食べてしまったようで
補修していました
木って暖かいし柔らかいし長持ちするし加工がしやすいし

木の文化 大好きです ヾ(´Д`)ノ☆

 

 

午前中は 茶道教室の見学に行ってきました

今日のお菓子は 『ゆきもち』

お稽古も勿論続けたいけれど 

初釜や茶事にも参加してみたいな (゚д゚)(。_。)ウン!

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きつね面 ヾ(´Д`)ノ☆

念願がかないました Ψ(`∀´)Ψ

 

2月最初の初午の日

伏見稲荷大社では初午大祭が行われます

きつね面 は その初午大祭にちなみ 茶席でとりあわせる干菓子です

 

今日は初午 お菓子は『きつね面』と『有平糖のねじり棒』

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長方形の煎餅種をくるりと巻いて狐の顔の様にして

真っ白の砂糖の摺り蜜を付け 目の部分は焼いて表しています

裏から見るとよくわかります щ(`∀´)ш

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『亀屋伊織』

干菓子を専門に作り続けて創業約400年

薄茶を引き立てる有平糖が特に有名です

有平糖は飴とは違って サクサクと嚙めるんです (゚д゚)(。_。)ウン!

 

きつね面も干菓子なので 亀屋伊織さんで求めます

 

亀屋伊織さんは昔から完全予約制です

どういう規模の茶会なのか?

亭主の意向は?

主菓子は何か?

器はどういう物を選ぶのか?

薄茶はどこの何という抹茶を使うのか?

 

等をお伝えして それならばこのお菓子という風に決まるそうです

 

 

私には到底無理なのは分かっていますが

どうしても『きつね面』と対面したかったんです

思い続けて数年が経ちました  。゚(゚^Д^゚)゚。

そこで思い切って 茶道のお稽古の先生にリクエストをしてみました

 

先生 ありがとうございます 

感謝感激雨霰  ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

今日の茶杓のご銘は『しるしの杉』にしました ヽ(。´Д`。)ノ

 

仕事を終えて家に帰ってもテンションは下がらず

写真を必要以上に写してしまいました ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

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はなびら餅 法螺貝餅 きつね面 引千切 さくら餅 かしわ餅

粽 嘉祥菓子 水無月 ちご餅 行者餅 吹き寄せ 亥の子餅

真盛豆 州浜 清浄歓喜団 麦代餅 あぶり餅 やきもち 唐板

粟餅 長五郎餅 みたらし団子 鳩餅 狐煎餅 走井餅 どら焼き

幽霊子育飴 松風 鎌餅 おせき餅

 

やった~ ヾ(´Д`)ノ☆ 制覇しました 食べただけやけど・・・

『やしょうま』 (^-^*)/ 信州の涅槃会のお菓子

節分のあちこちの催しが大好きですが

平日だったこともあり オミクロンも恐ろしく 結局何処にも出かけずじまいでした

 

節分の翌日 仏像彫刻教室で清浄華院に行ったところ

節分の日の涅槃会で授与された『やしょうま』の焼きたてをご馳走してくださいました

 

フワフワで少し甘いお餅です ヾ(〃^∇^)ノ 色はこんなにカラフルでした 

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『やしょうま』って何??? 

信州の涅槃会のお菓子ですって 私は初めてでした

 

『やしょうま』は米粉に砂糖を加えて練った餅菓子で

お釈迦さまがヤショという弟子から供えられ

「ヤショ、うまかったぞ」とお声を掛けられてからご入滅され

涅槃会の供物となったと地元では伝えているそうです

オーブンで焙って頂くと ほんのり甘く懐かしい味のお菓子です

↑ ↑ ↑ ↑ ↑

お釈迦様はインド人だから うまかったぞ とは言わないよね
と 清浄華院のお坊様も言ってました  (σ≧∀≦)σ

 

 

涅槃会のお菓子と言えば ハナクソあられしか知らなかったので

興味深く頂きました

ネットで見ると 金太郎飴風に作るのね ( ◎´艸`)

カラフルなものや 伝統的な雰囲気の物など色々ありました

 

どれも美味しそう Ψ(`∀´)Ψ 作ってみようかしら (((o(´∀`)o)))

 

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西陣 興聖寺は感動の連続 (@⌒ο⌒@)b

西陣 興聖寺は正直に言って名前も場所も知らないお寺でした

でも行って見てビックリ w|;゚ロ゚|w

どれもコレも素晴らしいんです (((o(´∀`)o)))

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武将茶人・古田織部ゆかりの禅寺が

京の冬の旅でなんと40年ぶりの公開なんですって

行かなくっちゃ C= C= C= ┌(^v^)┘テクテク

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堀川通に面していて本法寺にも近いこんなに大きなお寺が

どうして今まで目に入らなかったのかしら !!(゚ロ゚屮)屮

 

興聖寺桃山時代から江戸時代へと移り変わる最中の1603年に
古田織部が虚応円耳禅師を開山として創建しました

江戸時代には後陽成上皇後水尾天皇勅願寺になったんですって

 

古田織部と言えば 私には 藪内家の茶室=燕庵 織部焼きしか思い浮かびませんが

お寺も作っていたのね そのうえ織部も自刃したんだ {{{{(+_+)}}}}

戦国時代って恐ろしい ヾ(≧ω≦)ノ

このお寺に織部のお墓があります

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チョット早く来すぎたかしら  。゚(゚^Д^゚)゚。

10時きっかりに開門です 予約時間はまだ先ですが どうぞと言って頂きました

門が開くと正面には本堂が

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お花が咲くころはさぞかし綺麗でしょうね

普段は非公開というのが残念です (゚д゚)(。_。)ウン!

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瓦の置き方もリズミカルで楽し気です

 

★屋根の龍神

右側から建物に入りましたが ここで絶句 ヾ(´Д`)ノ☆ 素晴らしい♪♪

何という美しさでしょう こんなのは見たことがありません

まじ 初めてです 屋根の上に・・・誰??

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どなたですか? 頭に龍を載せています

両手を差し出し 衣が風にたなびいています 女性でしょうか?

頭の上の龍が気にかかりすぎます (頭の上の帽子みたいなのは龍頭です)

あれ? 両側にも大きな竜が頭をもたげて屋根に沿って寝そべっています

左右ともに とても長くて屋根の先まで龍の身体が続いています (@⌒ο⌒@)b

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波がしらの向こうに 玉をギュッとつかんでいる龍の爪もよくわかります

お寺の皆さんにお尋ねしましたが 龍神様ですとしかわかりませんでした

誰でしょう 気になりますよね 分かってもどうせ知らない人なんですが

特定できないと余計に気になるわ~ 

例えば善女竜王とか言ってほしい щ(`∀´)ш

 

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この向こうが本堂です

 

★本堂の雲龍図・釈迦三尊・達磨像

本堂(元の仏殿)は1689年(元禄2年)の建立

その他の建造物は1788年の天明の大火で焼失した後に再建されたものです

 

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この写真は 京の冬の旅 からお借りしました

 

何といっても天井の龍が素晴らしいんです

作者は不明ですが 龍のお顔がイケメンです 大好きな探幽の龍とお顔が似ています

(((o(´∀`)o)))

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この写真は 京の冬の旅 からお借りしました

ご本尊は釈迦如来 左右の文殊菩薩普賢菩薩が真っ白で

特に髪型がお団子4つで今風で愛らしいです (@⌒ο⌒@)b

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この写真は 京の冬の旅 からお借りしました

 

左側に藤堂高虎の寄進と伝わる達磨像が安置されていましたが

やはり 金色の大きなイヤリングを付けていました

何処のだるまさんも金色のイヤリングをしているということは

本物の達磨大師も大きなイヤリングをしていたのでしょうね

イヤリングは装飾品にはならないのかしら ( ●´艸`)

★方丈

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方丈の襖は杏橋幹彦氏の写真『青波の襖』です

フィジーの海中なんですって

潜って海面を見上げた時の光の感じですよね~

これを見て 長く海に入っていないことに気づきました 

泳ぎたいな~ o(*^▽^*)o

 

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天井には春夏秋冬の画がありました

 

一切経

興聖寺に所蔵される一切経は慶長年中 開山虚応円耳(1559-1619)の時代に

洛南の海住山寺京都府木津川市瓶原恭仁京)より伝来した

解脱房貞慶ゆかりの平安古写経です 欠けている巻がほとんどない貴重なものですって

レプリカではなく本物です  写真OKでした

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この文字も面白かった

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フフフ 摩訶不思議な感じがするけれど 読めるよね 仏説摩訶般若波羅蜜多心経

 

★降り蹲踞(おりつくばい)

地面を深く大きく掘り下げ螺旋状の石段を降りた先に手水鉢を据えた

「降り蹲踞(つくばい)」です

上賀茂の社家にも 降りて行って身を清めるところがありますが

こんなに大きいのははじめて見ました おまけに階段が2つもあります

 

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★茶室「雲了庵」

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この建物の中に茶室 雲了庵もあります 雲了庵は織部院号から名付けられました

織部の木造が2体祀られています 若々しく立派なお姿でした 

そしてお部屋の中には 醍醐棚逆バージョンがありました

写真は許可を頂きました

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どうでしょう 後ろの壁についていないところ

透かしの模様 棚の背もたれ部分 まったく逆の醍醐棚ですよね

見たとたんに見つけた感満載で 嬉しくてたまりませんでした (((o(´∀`)o)))

 

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江戸時代に作庭されたとされる庭園には 

屑屋型(くずやがた)石灯籠 があり目を引きました ヾ(〃^∇^)ノ

 

こんな素晴らしい印象的なお寺を拝見できて感動でした

このあと近くにある 鳴虎報恩寺(12年に一度の公開)に行きました

 

Tさんと おなか減ったね~と近くにある「蕎麦屋にこら」へ

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続いて ブライトンホテルに用があったので おやつにケーキも頂きました

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Tさん いつも勝手な拝観やランチにご一緒してくださって感謝です

ありがと~ね 美味しかったね~ また行きましょうね~ ヽ(。´Д`。)ノ

正伝永源院の茶席「如庵」(@⌒ο⌒@)b

2022年は「織田有楽斎没後400年」なので
どうしても如庵が見たくて「京の冬の旅」正伝永源院に行ってきました
(((o(´∀`)o)))

 

千利休に茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられます

本名は織田長益(ながます)

織田信秀の十一男で 有楽・如庵(うらく・じょあん)と号しました

 

★有楽斎は実はキリシタンで、その洗礼名が「ジョアン」といいました。

如庵の創建(1618年)よりも洗礼の方が先ですので、

如庵の名は洗礼名から来ているとする説もあります (吉村先生のブログより)

 

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国宝の茶席は3つだけです

★待庵(たいあん) 利休の茶室で唯一現存 妙喜庵にあります

★密庵(みったん) 大徳寺塔頭 龍光院にあります

★如庵(じょあん) 有楽苑(愛知県犬山市)にあります

 

如庵はもともと 織田信長の弟である「織田有楽斎」が

建仁寺塔頭「正伝永源院」内に作ったものです

 

現在 正伝永源院にある如庵は写しです

平成8年に復元され 「有楽囲(うらくがこい)」「有楽窓」などの特徴があります

腰張りに古い暦を貼った斬新な意匠から

暦貼席(こよみばりのせき)」の別名があります !!w(゚o゚*)w

 

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掛け軸はもちろん「織田有楽斎」だと思います (;Α´∀`)

 

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見てください 面白いね~ これが有楽囲です

床の間の右側は 何故か斜めの壁になっています

茶道口と給仕口を兼ねる勝手口から給仕の動線に沿って斜行する壁を立て

足元には三角形の板畳「鱗板(うろこいた)」を敷く様式らしいですが

取り外しがきくのかしら ?(゜_。)? 見た感じは取り外せない
あのデッドスペースの中はどうなっているんでしょう
空間?壁土で埋まっている?
それとも裏から開けれて 物が入るようになっている??(゜_。)? 

あ~~~ あそこまで行って 触ったり叩いたり開いたりしたい 。゚(゚^Д^゚)゚。

 

床柱も変わってる~

今の京都だったら北山杉が多いけれど チョンナでチョンチョンしてるわ

 

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天井にも窓があるよ ( ◎´艸`)
外から見たらどうなっているのかしら?
あっ こんなふうなのね 突上窓(つきあげまど)というらしい

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開けるとどうなりますか?

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裏千家のサイトより(如庵の写真ではありません)


お茶席の下地窓が好きです
でも 窓を締めるときはどうするのかしら
寒いときでも風通しが良いままですか

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今通っているお稽古場所はホテルの中なので
お茶室とは違うんです 残念
この春からはお茶室に通うのよ ワクワクです

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ちょっとちょっと
この窓は隙間が狭すぎて 向こうが見えませんよ
と心のなかでつぶやいていたら
心の声が聞こえたのか 後ろからやってきた大宗匠似の紳士が
お茶をやっているのですか? はい 毎週通っています
と答えると 楽しそうですね~ 続けてくださいよと言ってくださった♪♪
私は鵬雲斎大宗匠のファンです  ( ◎´艸`)

 

有楽窓
有楽窓(うらくまど)は、窓の形状による名称のひとつで、
窓の外側に細い丸竹を間隔なしに並べて打付けた窓のことです。

形式としては連子窓(れんじまど)の一種で、
連子子(れんじこ)を詰打(つめうち)と称して隙間なしに並べて打付けた
盲連子」(めくられんじ)としたもので、「目無竹連子」(めなしたけれんじ)ともいいます。

有楽窓は、織田有楽が晩年建仁寺の正伝院内に建てた
二畳半台目本勝手向切下座床「如庵」(じょあん)の勝手付の竹連子窓に見られるところから この名があります。

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腰張り
茶室や待合室の下部に和紙が張られており
壁や衣類の汚れを防ぎ、室内の美しさを引き立てるということですが
これはどうですか?

暦が貼ってあるんですが
ちょっと貼り過ぎじゃあないかしら

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如庵だけでなく正伝永源院自体も勿論素敵でした

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この額を見るだけで成り立ちがわかるね (゚д゚)(。_。)ウン!

正伝院と永源庵が色々あって合体したんだ


本堂の「室中の間」は、狩野山楽による『蓮鷺図(れんろず)』です
蓮の花と、鷺や燕などの鳥が豪華な金箔の上に描かれています

入って右側から蓮の咲き始め 正面は一番盛りの時の花
左は もう十分咲いたあとの姿です

蓮の沼の中にどっぷり浸かりました 写真NGが残念

 

両端のお部屋は なんと 元首相の細川護熙氏の作品です

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↑ ↑ ↑ 「知音」細川護熙 筆

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↑ ↑ ↑ 聴雪 細川護熙 筆

 

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武野紹鴎の供養塔は 室中の間にいらっしゃる有楽斎の坐像と向かい合うように
据えられていました 
とても大きな塔で 仏様のような像が浮き彫りに彫られていました

 

境内には 織田有楽斎と奥様 子供の供養塔が

そして細川家歴代のお墓もありました

色々と拝見できて早くお稽古に行きたいなと思えました ヾ(´Д`)ノ☆ルンルン

 

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帰りにちょうどミスド
「misdo meets WITTAMER ヴィタメールコレクション」
が揃っていたので 引き込まれるように買ってしまいました o(*^▽^*)o