嵐山にある清凉寺は盛りだくさんなお寺♪♪
政田マリさんのガイドで楽しみました
清凉寺は嵐山にある有名な渡月橋を渡って
ひたすらまっすぐ歩いて突き当たったお寺です
マリさんはお話がすごく上手くって
引き込まれてしまいます♪♪
何から順にお話すればいいか
迷ってしまうほど〜
★ご本尊の生身釈迦如来像(国宝)
生身というからには、普通とは違うのです
ちょうねん(漢字が難しい)が中国へ渡った折、
インドで釈尊37歳時の生き姿を刻んだといわれる
栴檀の香木で作られた像が中国に伝えられているのを見
その像を模刻して日本に持ち帰った(985年)もので、
完成時にお顔に仏牙を入れた時、1点から血が出て、
生身の仏であることを示されたといわれる。
仏さんなのに牙があるんや ヽ(゚Д゚;)ノ!!
昭和28年、この像の胎内から中国尼僧が制作時に入れた、
絹で作った五臓六腑封籠品が発見されました(国宝)。
985年といえば、平安時代の中頃だと思うけれど
そんな昔に、身体の中を正確に復元しているなんて…
絹の布で作ったパッチワークの様な五臓六腑ですが
現存する世界最古の内臓模型で
医学史の資料としても注目されるものなんですって!!
肺は左右に1つずつあり
心臓や胃はもちろん、小腸や大腸に続いて
膀胱まであるのは笑えました
o(^▽^)oキャハハハ
五臓六腑だけではなく
頭には脳に見立てた鏡があり
鼻と耳は中に貫通
昔々と言って、侮れないよね♪♪
ウィキペディアより
頭に縄が巻いてるみたいなのが見える?
着物のドレープも半端ないし
仏像自体も形が不思議!!
普通、如来様は頭がポツポツですが
清凉寺の釈迦如来さまは
頭が縄目ぐるぐる巻き
そして、イッセイミヤケもびっくりの全身ドレープ
その上、なまめかしいほど
ピッタリ足にまとわりついたボディコン衣装です
ホンマにええの? ΣΣ(゚д゚lll).
★ 生(しょう)の六道
小野篁は昼間は天皇に仕え
夜は閻魔大王に仕えていたなんて言われてて
地獄の入り口は東山の六道珍皇寺の井戸!!
地獄からの出口は嵐山のここなんですって。
帰るのに遠すぎよね〜 ( ●´艸`)
★源融
嵯峨天皇の12男ですが、なんと光源氏のモデルと言われています♪♪
多宝塔の後ろにお墓があります。
そして、霊宝館には融に似せて作ったという
光源氏の写し顔と言われる阿弥陀如来様が…
後ろ向きに入館して、阿弥陀様の正面まで言って振り向くと…
カッコいい〜〜〜
。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+ステキ〜
見た瞬間、あっ、若ちゃんや!と思ってしまいました
ということは、若ちゃんは光源氏そっくりなの?
※ 若ちゃんというのは、都若丸のことです^^;
両脇には右に観音菩薩様,左に勢至菩薩様
正直言ってこちらの方がカッコいいかも♪♪
菩薩様なので、髪形や冠もカッコいいし
何より、ウエストがぐんとくびれ
胸板は厚く、お顔もほっそり!
仏様なのに、ええの? というほど
心ときめきます
菩薩様なので、私たちが抱く煩悩も、
きっと許してくださるでしょう
私は煩悩のある菩薩様ファンなのです 。o.゚。(´д`人).
清凉寺国宝阿弥陀如来 文化庁監修で毎日新聞社より発刊された重要文化財の第6巻 ネットより頂きました
★秀頼塚
たぶん、本物の秀頼の骨が入っています
★その他、閻魔様グループ勢ぞろいとか
空也上人が作った石像、小野篁作の地蔵菩薩とか
色々とあります
この日、なんとカメラの電池を入れ忘れ
写真は川上さんから頂いたものが多いのです
川上さん、いつもありがとう (o*。_。)oペコッ