牛若丸と弁慶の五条の橋って?(ο´・д・)??

京の五条の橋の上♪
大のおとこの弁慶は
長い薙刀ふりあげて
牛若めがけて切りかかる♪♪


京都に来て
実はこの橋はね〜と、いろいろ聞きました


当時はこんな橋はなく
五条大路(現在の松原通)に架かっていたものを
豊臣秀吉方広寺大仏殿を建立する際に架け替えさせ、
名前もこちらを五条の橋とした。


でもね、実はその橋は紫野に・・・
面白いね〜 ヾ(〃^∇^)ノ


今日のスタートは

雲林院♪♪


なんと
源氏物語に実名で出てくるし
光源氏の母、桐壺更衣の兄が出家した寺でもあり、
藤壺中宮への思いを絶ち難く
こもった寺なんです


おまけに初代住職が
僧正遍昭 w(゚ロ゚;w すごすぎませんか?


僧正遍昭の歌碑


それだけではなく
もとは淳和天皇離宮紫野院なのです
そして、ここの南側の住所は紫野西御所田町


十一重の塔


今は暗渠となっていますが
昔は雲林院の前を
有栖川が流れて橋が架かっていた


雲林院の前にかかっていた橋こそ
御所の橋なんです
(なまって、五条の橋となった?)


つまり、雲林院の前にかかっていた橋こそ
牛若丸と弁慶が出会った橋 (○゚∀゚)b ホントかしら^^;


裏づけは
この近くに、お母様の常槃御前が住んでいたのです


源義経の母・常槃御前はとっても美人
美人はかわいそうだけど大変な運命になるのよね〜


●常槃井は


常槃御前が用いたと伝えられる井戸で
常盤化粧井とも呼ばれていましたが
残念ながら現在、水は枯渇していました^^;


牛若丸がお母様と会っている間
弁慶が待っていたとか、
この場を通りかかる武士の刀を奪おうと
腰掛けて待っていたとか…


●弁慶の腰掛け石はなんとお米屋さんの家の中に!!
w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!


お米屋さんは、「紫式部通り会」会長です♪♪
だから、お家の中も見せてくださいました


大きな石でめり込んでますよ


イエイエ、めり込んでいるのではなく
この石はここに出ているだけではなく
大きな岩座の一部が飛び出しているようです


なんと、この石は船岡山の磐座からつながっている
大きな岩の一部だという説も…
壮大な話ですね -(*゚Д`ノ*)ノ


●近くに玄武神社があります。
玄武というのは北の方角♪♪


ここにお祭りされている惟喬親王は悲劇の方
文徳天皇天皇の第一皇子として生まれたのに
母親の地位が・・・


権勢高い藤原良房の娘で
藤原明子の産んだ四男の生後9ケ月の惟仁(これひと)親王
皇太子となられました
この方がのちの第56代清和天皇です。


ここに珍しい鳥居がヽ(゚Д゚;)ノ!! スゴイ


なんと、真っ白な鳥居が〜〜〜〜
三輪明神とかかれています
奈良の大神神社ゆかりなのね〜
大神神社の鳥居はやっぱり興味深すぎます
ヾ(●⌒∇⌒●)ノ


隣は赤い鳥居の玄武稲荷社
紅白で目出度いのかな〜^^;


若宮神社


石清水八幡宮を本宮とします
源頼光の邸内にあった鎮守社がその起こりです

八という文字が鳩になってたり
提灯のハトが阿吽になってたり
キリスト教のような灯篭があったりおもしろいね〜


さて、このあたり一帯を紫野って言うんですが
それは
紫草が一面にはえていたから・・・
紫草は白い花が咲き、根が紫色なんですって
今は気温があがり、適さないようになってしまいました^^;


この日は
紫式部小野篁のお墓にお参りしたり
建勲神社で信長の冥福を祈ったり
大徳寺で信長や三成をしのんだり
更紗に行ったり
それは大満足な一日でした


ご案内して下さった岩井さん、長谷川さん
ありがとうございました

  1. 。:.゚ヽ(*´∀)ノ゚.:。+゚ァリガトゥ