無料で予約いらずってところが、特に気に入り^^;
立命館大学にはせ参じ、
お二人の先生方の講義を聴かせていただきました
♪d(´▽`)b♪
京都高低差崖会での聚楽第フィールドワークの際、
聚楽第の建物が洛中洛外図にかなり詳しく描かれていることを知り
なんて楽しいんだろうと感じ入っていたところだったので
タイムリー!!
へ〜、そうだったんだということばかり
楽しい時間を過ごせました♪♪
綺麗な絵だな〜と思っていましたが
実は、建物や衣装についても正確な描写がされているんです
щ(゚ロ゚щ)
一難有名なのが国宝で上杉本と呼ばれている
織田信長から上杉謙信に贈られた狩野永徳の作品
そのほかにも重要文化財になっているものはじめ
いろいろあるようですが
基本的に、屏風の左翼と右翼に書かれていることに
基本的な決まりがあるようです
現在の地図では、上が北という配置が
頭に叩き込まれているので
洛中洛外図の位置関係が分かりにくかったのですが
これで一気に解決しました
(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン
すべてに当てはまるというわけではないのですが…
(;Α´∀`)
●京都の真ん中(A)から東を眺めたものが右翼に
京都の真ん中(B)から西を眺めたものが左翼に描かれています
左右で北の方向が違うんです
だから、建物の位置がよくわからなかったのね^^;
●位置によって季節が違います
図のように屏風の位置によって
春夏秋冬があるんです
(ネットの地図の上に書いてみました)
つまり、この屏風だけで
京都の名所と四季の美しさを
余すところなく描ききっているんです
たとえば春は清涼殿
夏は祇園会
秋は嵐山の紅葉
冬は上賀茂神社の雪景色 といった風にです
この春夏秋冬は、浦島太郎にも共通しているようで
おとぎ話の竜宮城は
東を向くと春の景色
南は夏、西は秋
北を向くと冬景色が見えて
居ながらに四季を味わえると書かれているそうです
浦島太郎で有名な宇良神社に以前行ったときに
詳しいお話を聞いたけれど
ここのくだりはちょっと覚えていない(・'v`・)??
玉手箱まで残っていたし、どこまでが本当の話なのかな〜
天皇は自分からは出歩きません
用があれば、家臣を呼ぶのです
だから天皇がわざわざ出かけていくというのは
よほどのことなんです
天皇が行幸されるときは
わざわざ安宅所という建物を
新しく建てなければなりません
そして、天皇がお帰りになった後は
潰してしまうのだそうです !!w(゚o゚*)w
後陽成天皇をお迎えするために
朝早くから秀吉が聚楽第を出て下長者通を御所へ向かう様子
大勢の家来と桐紋のある巨きな牛車が描かれています
御所を出てすぐに北進して正親町通(おうぎまちどおり)を
聚楽第へと進む後陽成天皇の鳳輦も描かれています
鳳輦のてっぺんの鳳凰も
とても精密に描かれているよ
ヾ(´Д`)ノ☆
そして天皇をお迎えする
儲の御所の屋根には
龍が長々と寝そべってます !!(゚ロ゚屮)屮
珍しいソテツも生えています♪♪
洛中洛外図って、金の雲ばっかりだと思っていたけれど
じっくり見ると
こんなにも楽しいものだったのね♪♪
3月1日からは文化博物館で洛中洛外図やってるよ
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪