賀茂競馬は1093年、天下太平と五穀豊穣を祈る宮中行事を、
上賀茂神社に移して今まで続けられてきた古式ゆかしい神事です
葵祭とは別で、独立した神事です(^-^*)/
上賀茂神社ではなんという丁寧な説明でしょう
儀式の間中(3時間ほど)ずっとアナウンスで
儀式の意味の説明、今何をしているか
それはなぜか?などを、細かく説明し続けてくださいました
それも日本語と英語 交互で
ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
お馬さんの機嫌が悪く、進行が遅れているときでも
この馬は○○競馬場で活躍した馬です♪♪
この間に、協議の内容をご説明しましょう
とか、至れり尽くせり
これで只でええのん(;Α´∀`)
ありがとう
ヾ(´Д`)ノ☆
上賀茂神社は京都で一番古い神社です
しめ縄も独特
陰陽道に基づき、右ないと左ないを組み合わせ
シメ・シデ・サカキを吊り下げます
今日は5月5日の賀茂競馬会神事に先駆け
本番に出場する馬12頭をまずは1頭ずつ走らせ、
組み合わせを定めるのです。
その組み合わせで、2度目は対で走らせます
C= C= C= C=┏( >_<)┛
まず最初に、1番の馬から、ならの小川で馬の脚を清めます
本当は馬が川に入ればいいんでしょうが
嫌がるので、神官さんが川の水を手ですくい
馬の脚にかけていました^^;
続いて、審査役の神官たちが
ならの小川に架かる橋を渡り
そのあと、乗尻たちも
自分で足を清めてから橋を渡ります
ジャブンと川に足をつけていました
乗尻というのは、騎手のこと( ◎´艸`)
馬の鞍も、和鞍なので、
乗る人も古式ゆかしい名前で呼ばれるんですって
審査役の人たちは馬場殿に御鎮座
(Ψ▽Ψ*)
馬は一頭ずつ歯を見せて
健康状態をチェックしていただきます
歯で何がわかるんだろうね〜
さあ、始まり始まり〜ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
最初は12頭が1頭ずつ走ります
この様子を見て、どの2頭を一緒に走らせるか検討するようです
でも、最初に走る馬は決まっていて
一番豪華な飾りをつけている馬です
2度目は2頭ずつですが
最初の2頭だけ1頭ずつ走ります
最初は乗尻が後ろを向いて走ります
「どうだ、追いつけないだろう!!」という感じ
2頭目の乗尻は前を向いて走ります
「待て待て待て〜〜〜ぃ」という感じ
で、次からは2頭ずつ走ります
o(≧〜≦)o
走り終えると、馬場殿の前で古式ゆかしい歩き方をして…
そのあと馬尻も馬場殿へ上がり
何を言ってるんだろう(・'v`・)??
馬場殿の次に場所を変えて〜
酒と肴が振る舞われ、健闘をたたえあいます
お酒は3回飲むそうです
まず杯で
2度目はお米を飲んだ杯の写してその器で
3度目は昆布とスルメを飲んだ杯に移してその器で
スルメと昆布はわかるけど、お米も食べるのかな〜
?(゜_。)?
すべて終わってもう一度ならの小川の橋を渡ると
馬場殿の南に1本の木が・・・
この木が兼好法師の『徒然草』
五月五日、賀茂の競べ馬を見侍りしに、
車の前に雑人立ち隔てて見えざりしかば… の木です
今日も楽しかったな〜
上賀茂神社の皆様、ありがとう
無料もありがとう ヾ(●⌒∇⌒●)ノ