日本の美女といえば最初に思い浮かぶのが
小野小町よね
その美女に恋しちゃったのが深草の少将♪♪
もちろん、愛の告白をするのですが
じらす小町は
私のもとに100夜通えば・・・Ψ(`∀´)Ψフフフのフ
もちろん少将は深草から小町の住む山科の小野まで
5KMの山道を来る日も来る日も通い詰めたのです
ε=ε=ε=ε=ε=┏( >_<)┛
毎日榧の実を1つずつ小町に届けて・・・
ε=ε=ε=ε=ε=┏( >_<)┛
で、99日目の大雪の夜
99個目の榧の実を手にしたまま、凍死してしまうのです
ああ、なんて可哀想なのかしら・・・
。・゜・(/Д`)・゜・。
これが一般的な『百夜通い』の言い伝え
ところがところが、小町寺といわれている隨心院に伝わっている
歌と踊りは、ちょっと違うものだったのです
それが
『はねず踊り』 (σ≧∀≦)σ ウフフのフ
1番♪ 少将さまがござる 深草からでござる
毎日よさりに 通うてござる
榧(かや)の木の実で9つ10と、
日数を数えて ちょいとかいまみりゃ
今日もてくてく よー おかよいじゃ♪
3番♪ 少将さまがござる 深草からでござる
雪の夜道をとぼとぼと、ござる
今日でどうやら九十と九夜
百夜まだでも まぁお入りと
あけてびっくり よー おかわりじゃ
こんな歌で小学生の子供たちが踊るんです
よくよく聞くと (>▽
毎日通い詰めた深草少将ですが
99日目の夜 大雪を理由に代役を立て、小町の元へと行かせます
w( ▼o▼ )w
小町はこんな雪の日にと思って
まだ100日になってはいないけれど、まあ、お入りといって招き入れると
少将さまではなくって、代わりの人だった・・・
(σ≧∀≦)σ 振られるの 当たり前よね
歌の5番によると
その後、小町は少将の事を忘れ
近所の子供たちと、隨心院で
楽しく過ごしました という歌なんです。
この童歌が語り継がれ
はねずの咲く季節に
隨心院のお庭で子供達が歌い踊っていたそうです
はねず というのは薄紅色という意味です
また、隨心院の梅を「はねず」と呼んでいたそうです
(゚д゚)(。_。)
初めて見ましたが、楽しかったな〜
裕福で幸せそうな晩年の小町の姿を描いたものはほとんど無いのですが
はねず踊りの言い伝えは楽しそうな小町の様子で
嬉しくなりますね o(*^▽^*)o
次の踊りは 『今様』 白拍子2人が舞います
白拍子は、私の中では大河ドラマの「平清盛」が印象的でした
なぜか、島根県の石見神楽もありました
出し物は恵比須大黒
恵比須様が鯛を釣るお姿です
隨心院は小野小町が晩年に住んでいたところです
縁のものが境内に残っています
★化粧の井戸
この奥にあります
下に降りてみると
もちろんこのお水をお顔に付けてみましたよ
あっちこっちチョンチョンと・・・ 変わらずです(;Α´∀`)
★小野梅園
この梅の色がはねず色なのね
ピークを少し過ぎていたけれどそれでも奇麗ね
★小野庭園
院内で一番の古木
こんな風なしめ縄って変わってると思いませんか?
★小野榧の大木
開山の仁海僧正の供養塔の後ろにあるのが
榧の大木です
この木の実を小町に贈ったのかしら
間近で見ることが出来ました
ウットリ〜〜〜 ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
今日も楽しい一日だったわ〜
Oさん ありがとうね ヾ(〃^∇^)ノ