二条城 o(*^▽^*)o まいまい京都

今年最初のまいまいは梅林さん
ポチ競争に打ち勝って参加することが出来ました
今年は春から縁起がいいわい (^-^*)/


ひょっとしたら一緒かなと思いながら駅に行くと
居た〜〜〜o(*^▽^*)o 梅林さん


駅から電車を乗り換えて集合場所まで
ず〜っと2人 (σ≧∀≦)σ 照れるな〜


この間に素敵なことを教えていただいた
僕がお伝えしたいのは、覚える知識ではなくって
何処に行っても使える知識
京都だけではなく、世界中どこに行っても
考え方さえわかれば利用できる観光案内をしたいんです


どうどう? これだけでもう気分は↑↑┗|*`0´*|┛


二条城前に着くと、またもやラッキー
普段使っている東大手門は工事中のため閉鎖
非公開の北大手門からの入場です


駅はお城の南側
真っ先に見えるのは
東南隅櫓
本当は櫓はもっとあったのですが天明の大火で焼けてしまい
今はこの東南隅櫓と西南隅櫓が残っているだけです
天明というと例の団栗焼けの事です
天明8年というのは1788年 今から230年も昔のことを今でも引きずってるって
面白いな〜

このように上の箱が大きな建て方は
江戸城名古屋城など、徳川が建てたお城に共通しているらしい


この位置(南)の堀を見てみると、水がいっぱい

入り口(北)の堀の水はカラカラ

これによって、土地の傾斜が分かります
京都は北に行くほど高くなっているのですが
このお堀一つとってみてもそれが分かるんです


二条城は家康が建てたお城と言われていますが
実は、家光が大改造して2倍の大きさになりました
だから、今見えているものは家光の時のものがほとんどなんですが
こんなところに見えていた家康の石垣


石垣の積み方で、いつの時代に作ったものかわかるそうです
色々と教えていただきましたが
戦国時代 たったの5〜60年で大進歩した石積みも
平和な徳川時代のせいで技術を伝承できず、のちの補修は奇麗ではありません

全体的に家光の時代の石組みですが、真ん中あたりだけ、のちの補修です


そんなことを思うと神社の式年遷宮は的を得たしきたりなんですね
(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン


北大手門から中に入って…



なんと立派な唐門でしょう
日暮門とも言うけれど、本当に見とれてしまうねヾ(´Д`)ノ☆


門を支える両端には狛犬のような彫刻が
唐獅子とボタン・・・


獅子身中の虫と言って
昔から獅子は腹の中に獅子を死に至らせる虫がいるのです


牡丹は日本では一番位の高い花、西洋での薔薇の位置にあたる花
その牡丹の花の露を飲むと、その虫の力を抑えることができ、獅子も苦しまずに済むそうです
牡丹の露を飲みながら、門の番をしてくれてるんですね


ふ〜ん、知らないことばっかりやな〜
さらに面白いものが・・・


彫刻におめでたいものがあるのは常ですが
蟇股にこんなものが・・・

亀の背中に大地が乗って、その上に植物が茂っている!!(゚ロ゚屮)屮
中国の伝説によれば、亀は大地をささえる動物であり
天界と人間界を媒介する役割を果たすと考えられてきた。
巨大なウミガメが、海中の神山である蓬莱山を背中に載せているという
まさに、これやん (@⌒ο⌒@)b


門を潜り抜け中に入って振り返っても、やっぱり超豪華な彫刻が・・・

同じ蟇股のところには
今度は亀仙人だ (|||ノ`□´)ノオオオォォォー

この仙人が不老不死を叶えてくれるというんですが
仙人の着物は黄色ですって
うわ〜 ドラゴンボールと一緒やわ
鳥山明も調べてそうしたんやね きっと


菊のご門があるのは、大政奉還後は天皇の二条離宮になったから♪♪
葵のご門の上から張り付けているようです


さて、建物の入り口ですがなんと床の高いことか  w|;゚ロ゚|w



赤い線が床の高さです なぜでしょう? 


ここは二条城
将軍並びに重要人物、究極は天皇が来られます
そういう立派な方は、地面を歩かないんですってw( ▼o▼ )w
(そういえば祇園祭のお稚児さんも地面に足をつけたらあかんのやった)


例えば天皇の場合は御所から御鳳輦にのってやってきて
そのまま廊下にお降りになる
絶対に地面に足は決してつけないんですって
庶民とは違うね〜


さあ、内部は写真NGです
内部は超豪華
狩野探幽の絵
最初の遠侍の襖絵は虎
薄暗い自然光の中では、金色の中の絵が浮かび上がって
より恐ろしく美しく見えます
一番下っ端には、恐ろしい思いをさせるのでしょう


式台は松の絵に格天井
とっても美しい


次は二の丸御殿の大広間
こちらも狩野探幽の松の絵のお部屋です
常緑の松で徳川の変わらぬ世を表しているのです
大広間と言っても床の高さが変わっており
下段ですら、折上格天井 周りは金色に輝く背景の大きな松
畳のヘリはすべて横並び
畳のヘリごとに階級が違い、前後の畳一枚で禄高が大きく違ったのでしょう


上段の間ももちろん折上格天井ですが
折上格天井の真ん中にさらに折上格天井
つまり、将軍の座る位置がここだってわかるよね


周りは全部松なんだけど
下々の方から将軍様の後ろの松を見ると、遠近感があって
松の枝が将軍様の両脇にちょうど来るようになっている
色んなことを計算しての絵なんだわ ┗|*`0´*|┛凄いぞ


その奥は黒書院
将軍と近しい人まで入れるお部屋
この部屋には四季があり、ようやく一息つける優しさがある


もう一つ奥が白書院
このお部屋は将軍の寝所
水墨画の世界です
やっぱり、一日中気を張り詰めているわけにはいかないからね


日本一立派な釘隠し
牡丹の花束を熨斗紙で包んでいます
二条城に見学に来られたらぜひ ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪


さあ、小堀遠州の作ったお庭です
岩がゴツゴツしていて男性的!!
水の位置が低く、高低差も大きいから、面積よりも広さを感じます


この位置が、二の丸御殿の将軍様の座る位置から見える角度よ〜


後水尾天皇が二条城に来られるときに
大改修してるんだけど
その時に本丸御殿を作りましたが
天皇は地面を歩きません
二の丸御殿と本丸御殿の間には
空中廊下があったんです



それがこの門の二階を貫いていたのよ
解体して保管した後、塗り固めてしまったんですってw( ▼o▼ )w
元に戻してほしいよね〜



この上に本丸御殿があったのよ


今はお公家さんのお屋敷がありました



さらに階段を登って
ここに天守閣がありました

高いね〜天守に登ればもっと高くなるし
江戸時代にその高さって、天下人だけが見れる景色なのね




石垣に鉄砲座間も見えています



古いものだけがいいものとは限らないけれど
こんなに素晴らしい職人の技術はどうしたら伝え続けられるんでしょうね
時代祭りや祇園祭を続けることで、少しは継承されるのか?


本当はもっともっと教えていただいて
もっともっと素晴らしいものもあるんです
次に行ったときは、もっと自分の眼で色んなことを感じたいな〜



フフフ 二条城前の電柱の名前も典雅やわ
( ◎´艸`)



みんなでランチ 湯葉コロッケ定食
美味しかったよ


梅林さん、一緒に参加した皆さん
ありがとうね〜 寒かったけど、心から楽しめました
♪d(´▽`)b♪