特別ってなんて魅力的な言葉なんでしょう
行かずにはおられません ε=ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
何が嬉しいって、非公開寺院特別公開の際でも非公開の場所なんです
特別感がマシマシ~ ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
今日の合言葉は 『 増長天は破天荒 』 。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。
写真はすべて許可をいただいて写しています
知恩院は全国に7000以上もある浄土宗寺院の総本山!!
「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱えれば
死後は平等に往生できるという専修念仏の教えを説いたのです
徳川の時代になって
家康が知恩院を永代菩提所と定め 寺領七百三石余を寄進したことから
大規模な伽藍が建立されるようになりました
秀忠が寄進した超有名な三門 木造の門としては我が国最大です ヾ(´Д`)ノ☆
なんと扁額だけで たたみ2畳分以上あるんですって
階段を上って三門についても まだまだその向こうにも階段が待ち構えています
o(≧~≦)o
お賽銭箱には 神々しく徳川家の家紋 三つ葉葵がデンと待ち受けています
ヒーハーと階段を登りきれば 御影堂(みえいどう)が悠然と姿を現します
大きいけれどすっきりとして威圧感がないね♪
ご案内してくださるのは 知恩院のイケメン僧侶 大西さんです
最近の知恩院は違うよね かなりハチケてる!! イケメン多しで
ミッドナイト念仏とか ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
★ 知恩院の七不思議
そうそう、御影堂といえばあれよ アレ 知恩院の七不思議 「忘れ傘」
左甚五郎が魔よけのために置いていったとか
狐がお礼に置いていったとか・・・
傘は水と関係があるので火災除けに今でも置かれています
あそこですよ~ と教えていただきました 物干し竿の先です
知恩院のHPより
★ 本日のビッグイベント 『 経蔵 』
非公開文化財特別公開の時でも非公開の場所
ワクワク ドキドキよ ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
経蔵も三門と同じく 秀忠によって寄進された建物です
外観の詫びた佇まいとは全く違い
中は狩野派の絵師によって美しい絵がちりばめられており 色彩豊かな仏様に守られて
一切経が6000帖 収められています
八角形の輪蔵を一回転させれば 6000帖のお経を唱えたのと同じことになるそうですが
年月を経ているので、回す事は厳禁です
輪蔵の足元には
鍵を開けていただきます
入口正面にいらっしゃるのは まあ、なんて可愛らしいんでしょう
中国の道士の傳大士です
経蔵というからには 一番大切な6000帖のお経は 中央に収められています
12×5=60 60×8=480 6000/480=13.333.
だから1箱に13巻ほど入っているのかな
もしこれが引き出しだったとしたら 奥に長いと隣の面の引き出しとぶつかるし
どうなってるのかしら ??*°□°*??
これらのお経を回すような形で、お経の下には8人の天部の神様・・・
あれ? なんで神様なの 天部の仏様? あれれ ?(゜_。)?
8人ともお経を向って左方向に回すようなお姿なのに・・・お一人だけ あれれ?
金剛力士(吽形) 力強いね~ 阿形の力士はいらっしゃいませんでした
弁財天 お一人だけ お召し物が非常に滑らかでソフトです
多聞天 色が奇麗ね 多聞天は四天王になると毘沙門天という名前になります
毘沙門天の奥様が吉祥天だなんて・・・
神様にも奥様がいるんだ !!(゚ロ゚屮)屮
増長天 まわせ~ 回せ~
持国天 フフフ 両手で力いっぱい押している感じがします
帝釈天 回せ~ 回せ~ お経を回せ~ (^-^*)♪♪
増長天 あれ? この方だけストップと言って ブレーキかけてる (;Α´∀`)
勝手だとは仰らず 『 増長天は破天荒 』 と大西僧侶に教えていただきました
(σ≧∀≦)σ
内部の装飾はあ鮮やかな彩色です
大きな数珠と笑仏と呼ばれている傳大士の二人の子、普成、普建もいました
経蔵の鍵が閉められました
★ 知恩院の鐘
あまりにも有名ですね ゆく年くる年の除夜の鐘 ゴ~ン
私はあの一音だけで 一瞬にして厳かな気持ちに早変わりします ヾ(´Д`)ノ☆
中継場所としての登場回数はきっとTOPに近い 多分一位は浅草寺かも
除夜の鐘の時には17名の僧侶が力を合わせて綱を引きます
鐘の中心に入ってみました ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
大正11年に来日したアインシュタイン博士が鐘を衝かせて
鐘の真下に音の波が相殺しあって音が消える場所があることを確かめる実験をされました
やってみたかったけれども、この鐘を衝くのは一年に3度だけ
●法然上人のご命日 ●除夜の鐘 ●その試し衝き ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
戦争の際にお寺の鐘は差し出されて鉄砲の弾になりました
どうしてこの鐘はここにあるんでしょう?
重すぎて動かすことが出来なかったのです
なんと 70トン ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!
この鐘は年月を経てもろくなっています
だから、衝くときは真ん中でストーブを焚いて 鐘を熱してから
ゴ~~~ンと鳴らしてあげるそうです 愛を感じますね
★大方丈
新玄関から中に入らせていただきます
すると ここにも鐘が・・・
この鐘は朝のお勤めをするときにならされるそうです
下のほうにある3つの穴は・・・
戦争の際に供出させられた回数分 穴が開いているんです
3度の金属供出にあったんですね (°д°;!)
穴を埋めることもできたのですが、戦争を二度と起こさせないために
忘れないために穴をあけたままにしているそうです
穴が開いていても音は変わらないんですって
御影堂が修理中なので 仏さまたちがこちらにいらっしゃいます
畳の敷いてあるところは 本当は外なんですが
今だけおうちの中のようになっています
知恩院の七不思議のひとつ大杓子です
杓子は飯を救うもの 大きく救う みんなを救う お念仏で皆を救ってくださるのです
o(>▽<o)(o>▽<)oキャハハ
鴬張りの廊下は金属と板の擦れる音でした щ(゚ロ゚щ)
お茶碗には 華頂山 と書かれていました
やっぱり徳川の葵紋でした o(*^▽^*)o お土産に持って帰っちゃいました
★彫刻観経曼荼羅
そして このお部屋にあったものは・・・ ジャーン
扉の左は法然上人様 右は善導大師様 極楽の世界を表しています
こんなに素敵な体験をさせてもらえた上に
お土産まで ヽ(。´Д`。)ノ
まいまい京都に参加して 今日も楽しい一日でした
ご一緒してくださった皆さん ありがとうございました (@⌒ο⌒@)b