金戒光明寺 C= C= C= ┌(;・_・)┘

お友達ご夫妻に誘っていただいてピクニック気分でお出かけしました

行きたいところをピックアップして さあ出発よ Ψ(`∀´)Ψ

準備はいいか? エイエイオー ┗|*`0´*|┛

 

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比叡山で修行をしていた法然は、新たな道を求めようと

山を下りて岡崎の小山の地に降り立ちました。

法然がまどろんだ時に 夢の中で紫雲がたなびき、善導大師が現れたのです

善導大師の言葉の中に光明を見出し 浄土宗を開こうという思いが強くなりました

法然はこの地に草庵・白河禅房(現・金戒光明寺)を設けました

法然のもとに、延暦寺の官僧であった証空、隆寛、親鸞らが入門しました。

 

スタートは金戒光明寺┗|*`0´*|┛

 

★ 山門

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 金戒光明寺の山門は江戸時代に再建されたものですが

直額は後小松天皇のご宸翰(ごしんかん:天皇の直筆)です

 

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なんとビックリ !!(゚ロ゚屮)屮  『浄土真宗最初門』

あれ? 浄土宗だよね と思ってグーグル先生に???щ(゚ロ゚щ)

浄土真宗最初門』とは、比叡山を下った法然が初めて草庵を結んだ地であることから

『日本の浄土宗の真のはじまりの場所』 という意味があるそうです

 

この門も素敵に補修されていました

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★ アフロ大仏 五劫思惟阿弥陀仏

 

何よりも有名よね~ o(*^▽^*)o

螺髪がでっかいのでまるでアフロヘアーのように見えます それ以外には見えません

民を救わんと五劫の間ただひたすら修行をされた時のお姿をあらわしたものです

 

五劫とは時の長さで一劫が五つということです

一劫とは 四十里立方(約160km)の大岩に天女が三年に一度舞い降りて

羽衣でフワ~と撫で、その岩が無くなるまでの長い時間のことで

五劫はさらにその5倍 w( ▼o▼ )w

いやいや それならもっと髪の毛がのびるでしょう 
。゚(゚^Д^゚)゚。

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★ 鎧掛けの松

平安時代源平合戦
源頼朝に仕えた熊谷直実は 一ノ谷の戦いで敵将 平敦盛を討ち取りますが
我が子ほどの年齢の若武者の命を奪ったことに無常観を感じ、
そののち法然に弟子入りして出家しました

法名は『 法力房蓮生 』
出家したときに着けていた鎧を掛けたのが、御影堂横の「鎧掛けの松」です

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実は 初代はとっくに枯れてしまい、今のは三代目ですって

でも、ここで熊谷直実が武士を捨てて出家したって思うと、ジーンとするわ~

m(。-_-。)m

 

★ 極楽橋

直実が出家を決意して兜を置いて弓を弦を切り、その弓を池に架けた形だといいます

弓を置いただけではなくって、弦を切ったということは

二度と使わないという強い決意なんでしょうね

 

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春日局が架けた木造の橋を、三重塔を建立する際に石橋に造り替えられたそうです

せっかくなので極楽橋を渡ってみました C= C= C= ┌(;・_・)┘トコトコ

 

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まっすぐ向こうに見えるのが三重塔です

この時は あら 階段はちょっとねって思っていました ( ●´艸`)

 

★ 三重塔(文殊塔)(国の重要文化財

徳川二代将軍秀忠の供養ために建立され、
黒谷の北西にあった中山宝幢寺(ほうどうじ)の本尊だった文殊菩薩像が

三重塔の本尊として安置されました

中山宝幢寺は応仁の乱の兵火で廃寺となり、

本尊の文殊菩薩像は近くに建てられた小堂に祀られていたのです

なんと 運慶作です

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階段が思った以上に多かった・・・ 。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。

 

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三重塔からは京都市内が一望できます

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三重塔ができた時のご本尊は運慶作の文殊菩薩像です

 

江戸時代に刊行された山城国の地誌『雍州府誌』には

「本朝三文殊の一つ」と記され、奈良の「安倍の文殊」、天橋立の「切戸の文殊」ととともに信仰を集めていたといいます

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写真は 金戒光明寺のサイトより

 

これが運慶作の文殊菩薩様 美しいお姿でした

今は御影堂にお祀りされています 

 

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金戒光明寺のサイトより

 

御影堂にはそのほかにも

千二百余年前、遣唐使 吉備真備が中国から持ち帰った栴檀(せんだん)を刻んだ

吉備観音もいらっしゃいました

吉備真備って教科書に出てきたよね それ以外のことは忘れたけれど
( ◎´艸`)

近くに行けば今でもいい香りがするのでしょうか? 確かめてみたい…

 

★ 西雲院 紫雲石

比叡山から降りてきて 法然上人がこの地の石に腰を下ろし、日想観をしていると、

紫雲がたなびいて、悟った上人は、この岡に庵を結んだのが

金戒光明寺の始まりであり、この石を「紫雲石」といいます

 

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★ お弁当 の時間です

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Mさんがおいしいお弁当を作ってきてくれました ヾ(´Д`)ノ☆
おいなりさん 大好き~

最高に美味しかった (@⌒ο⌒@)b

 

ここは京都市美術館のお庭 池に不思議なお茶室が浮かんでいました

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池の上にはお茶室が浮かんでいました

その名も「ガラスの茶室 聞鳥庵(モンドリアン

 

杉本博司さんの作品です

モンドリアンとは、20世紀の抽象画家です

17世紀に茶の湯を大成した千利休は、茶室「待庵」の壁面構成と庭石の配置に、

モンドリアン的な抽象をすでに試みている、という杉本の見立てに

「鳥の声を聞く」という語呂合わせが重ねてあるそうです

 

 

この後 岡崎別院 知恩院の法垂窟 吉水草庵 日本最初の鉄筋コンクリート橋  

朝から夜になるまで歩き回って大満足な一日になりました

Mさんご夫妻 ありがとうございます

また一緒に遊んでくださいね 今度もお弁当 作ってくださいね

ヾ(´Д`)ノ☆ 絶対だよ~