TさんとKさんと3人で 久しぶりに行こうよ 普茶料理 ♪♪
それなら萬福寺も行こうよね
仏教各派の中では最も遅れて開宗した黄檗宗
後水尾天皇や4代将軍家綱の崇敬をうけて開いた寺院です
なんと木材すべて 柱1本から大工さんまで明から持ち込んだんですって
ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!
隠元和尚は中国の自坊と同じように「黄檗山萬福寺」と名付けました。
建物すべてが重要文化財になっています ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
★ 総門
屋根の上にはマカラ(摩伽羅)がいます シャチホコじゃあないよ
ほら、足が生えてるでしょ 魚類の王様でワニのような鼻を持っています
額は40面 もちろん重要文化財
細長い表札みたいなのを 聯(れん)と言って44対あります これも重要文化財
★菊舎句碑
俳人の菊舎尼が、寛政2年(1790年)に萬福寺を参拝した時に吟じた詩
「山門を 出れば日本ぞ 茶摘み唄」
意味は 純中国風の雰囲気の境内から一歩出ると、折から茶摘み唄が聞こえ、我に帰る
この歌で、萬福寺の周りには茶園があったことがわかりますね (人´∀`*).。:*+
★ 三門
★ 天王殿
この向こうが天王殿で、禅宗の玄関のようなものです
天王殿の前に隠元豆が植えられていました
隠元禅師が日本にもたらせたもの
*インゲン豆
*孟宗竹
*煎茶道
*普茶料理
*明朝体
*活版印刷
*スイカ
*レンコン
*けんちん汁
*木魚
素晴らしいね~ こんなにあったんだ~
インゲン豆と普茶料理しか知りませんでした
天王殿では金色の布袋様がお迎えしてくださいますが、
正直 ちょっぴり不気味 (;Α´∀`)
このお部屋の四方に四天王がいますが、驚きの足の短さ w( ▼o▼ )w
威圧感が半端ないです
そして、布袋さんの後ろにいらっしゃるのが イケメンの韋駄天です
キャー .+(〃ノωノ)゚.+°―!! カッコイイ
衣のたなびく様、指のしぐさ、決まりポーズ 素敵やね~ ヾ(〃^∇^)ノカッコいい♪
捷疾鬼(しょうしつき)という足の速い鬼が仏舎利を奪って逃げ去った時、
韋駄天がこれを追って走り、あっと言う間に取り戻したという俗伝から、よく走る神、盗難除けの神として知られています。
転じて、足の速い人の例えにされ、「韋駄天走り」などといわれる
★ 大雄宝殿
チーク材で建立された珍しい建物ですが、今日は催しがあったのか
女性が踊っていました パチ☆"(p´Д`q)""(´pq`)"☆パチパチッ
建物の中にはご本尊の釈迦如来がいらっしゃます
パンパカパーン 釈迦如来で~す 萬福寺のご本尊は釈迦如来です
右 一番弟子で賢い 迦葉(かしょう)で~す
左 人の話をよく聞く 阿難(あなん)で~す なぜか漫画トリオを思い出しました
この両脇には18羅漢さんがいます
ふつうは16羅漢だよね それに2人が追加されます
慶友尊者と
どうしてこのお二人が加わったのか カッコいいお坊様にお尋ねしました
教えていただいたのですが、理解できませんでした (;Α´∀`)
18人の中で人気なのは 羅怙羅(らごら)尊者 おなか破って痛くないの w|;゚ロ゚|w
★ 巡照板
「巡照板」は禅堂や西方丈など五ヶ所に設けられていて、
朝4時と夜9時に木槌で三打してこの経を唱え、起床と開枕(消燈)を告げます
この習わしで、一日が始まり、一日が終わるのです
お寺の開創以来の300余年のあいだ続けられているそうです 使い込まれていますね
謹白大衆(きんぺだーちょん)
生死事大(せうすすーだ)
無常迅速(うーちゃんしんそ)
各宜醒覚(こーぎしんきょ)
慎勿放逸(しんうふぁんい)
謹んで大衆(修行僧)に申し上ぐ。
生死は、事大にして、
無常は迅速なり。
各々、醒覚して、
無為に、時を過ごさぬように。
それもわかるけど、ぼーっとする時間も欲しいのです 。゚(゚^Д^゚)゚。
★ 開梛(かいぱん)
時を報ずるための魚板。 木魚の原形となったもので、現在も使用されています
皆さん交代で叩かせてもらっていました
木魚というからには・・・
お坊様の許可をいただいて、中に手を突っ込ませてもらいました
穴がちょっと開いているのではなくって、グルンとくりぬかれています
音がよく響きそう ( ●´艸`)
★ 華光菩薩
宋代から明代にかけて中国南方の地域で強く信仰されていた密教由来の道教神・華光大帝(馬霊官)が仏教に取り込まれ、変容したのがこの華光菩薩です
お帽子も変わっているし、衣の襟もスタンドカラーね
なんと 三つ目です おでこの真ん中に縦の目が見えています
財福を授けてくださいます
どうか 生きている間は困りませんように Ψ(`∀´)Ψ
中国チックなのか、いろいろなものがこのお部屋にあって、よくわかりません
ともかく 書いてあることが読めません
★ 卍くずしの高欄
雷マークのような ラーメン鉢のような エキゾチックな高欄です
★ 龍目井(2つあります)
黄檗山全体を龍の身体にたとえ、この井戸は龍の目を、周辺の小川は口を、松はひげをあらわしています。法堂などに龍図は描かれていませんが、山内の伽藍の配置により龍をあらわしています。
龍の身体に見えますか? 一番下の井戸が目玉二つです
★ 駒蹄影園碑(こまのあしかげえんひ)
宇治茶発祥の石碑。
鎌倉時代、茶の種のまき方がわからない農民に、
通りがかりの明恵上人が、馬が歩いた蹄のあとに種をまくように教えたという。
上人の功績をたたえ1926年に建立された。
★ 普茶料理
実はこれが一番の目的でした
美味しかったのでまた行きましょうって 同じメンバーで・・・
落葉動秋聲 落葉がカサコソ動く声で秋を感じるという意味だそうです
イクラのように見えているのは タピオカ
お肉のように見えているのは 麩を炊きしめたもの
お茶の中にはランのお花が開いています
なんちゃって料理ですが、マジ美味しいんです (゚д゚)(。_。)ウン!
食べていて気付いたのは、ちょうど一年前に来ていたこと
今度は季節を変えて来なくっちゃね と既に次の約束を・・・
お土産は ヒョウタンのお漬物
今日も楽しく過ごせました
Tさん Kさん ありがとー また遊んでくださいね ヾ(´Д`)ノ☆