岸駒(がんく)という江戸時代に活躍した画家がいます
頭パンパンで土佐光茂を覚えれば後はパス・・・と思っていましたが
なんとお墓が清浄華院(我が家のお墓)のお隣だったんです
俄然興味がわいてきました (((o(´∀`)o)))
岸駒(1749~1838)は、加賀金沢に生まれ
京都に出て 独学で円山・四条派や沈南蘋の画風を折衷して一派を立てました
有栖川宮家や前田家に仕えるなど活躍し 岸派の祖となりました
花鳥・山水・人物いずれにもすぐれ
ことにその「虎図は岸駒の虎」として世に賞せられた
なんて言われても あまりパッとしないけれど
一休さんのお話に出てくる虎の屏風は
岸駒の虎がモデルになっているんですって
この写真は 少し前に一休寺と呼ばれる酬恩庵に行った時のものです
アニメでもこの場面はみんな知ってるよね
実はこの時代には 誰も本物の虎を見ることはできませんでした
岸駒の場合 中国商人から実際の虎の骨をいくつも収集して虎の研究をしていました
いやいや 骨を見て実物を想像できるなんて 科捜研のマリコさんやん !!(゚ロ゚屮)屮
虎図:京都国立博物館 蔵
出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム
虎に波図屏風 : 東京国立博物館 蔵
出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム
ジャパンサーチなら ブログに載せることも二次加工もOKです
この画を見ただけで 情熱がわかりますよね (@⌒ο⌒@)b
★本禅寺
この門をくぐり 右側奥に塔頭『心城院』がありました
★心城院
岸駒堂は 右側(北)に建つ小堂です
★岸駒堂(がんくどう)
小さなお堂ですが 細部が美しいです
木鼻のところが 天使の羽のよう ヾ(〃^∇^)ノ 小さなハートも見えますか?
釘隠しのような細工もこんなに丁寧♪♪
基壇石も凝ってます
反り具合も凛々しいね
軒丸瓦の文字はなんて書いてあるのかしら? 大正癸亥???
大正12年が癸亥(みずのとい)でした
心城寺のサイトの説明より
岸駒堂は岸駒像を安置するために建てられた小堂で、心城院本堂の北側にあります。
当建築は大正12年の建築で、設計者は阪谷良之進です。彼の手がけた建築物には、知恩院納骨堂、平安神社大鳥居などがあります。
堂は、低い基壇上に建ち平面は正方形とし、内部を前後2区に分け、前方を吹き出しの拝所に、後方を内陣とし像を安置しています。そのような形の小堂はあまり例がなく貴重です。
また、細部の造形は、文化財修理技師であった阪谷の意向で古代や鎌倉時代の意匠を取り入れた復古主義的な面があります。当建築は、その伝統意匠を再解釈の上、新しい造形との融合を図ろうとする古建築技術者の意欲の感じられる建築物です。
これを読んでビックリでした へ~~~ そうなんや
画像は心城寺のサイトよりお借りしました ※普段は非公開
心城院は岸家の菩提寺で 岸家代々の墓があり 岸駒像が岸駒堂にまつられています
この像は岸駒が亡くなった1年後の天保十年(1839)弟子たちにより作られました
平成10年には、アメリカのワシントン博物館で行われた江戸展に
江戸時代の彫刻を代表する作品の一つとして出品されました
もし 公開があれば見に行きたいわ~ ヾ(´Д`)ノ☆
★岸駒の居住地跡
岸駒堂からほど近い 丸太町東洞院下る に岸駒の居住地がありました
いまは石碑が建っています
★il fera jour イル フラ ジュール
京都らしさの和を取り入れたフレンチフルコース
契約農家から取り入れた新鮮な京野菜が特徴で お洒落でキュートです
【お昼のお任せコース】
これで 税込み2000円はお得よね (((o(´∀`)o))) パンは3個あります
裏千家のお稽古は朝に行くので 会社に行く前に 近くでランチを頂きます
これは 美味しかったな~ (@⌒ο⌒@)b
Oさん これからもよろしくお願いします♪♪