曲水の宴を見るのは初めてでワクワクします
お稽古帰りでしたが なんとか先着100人の中に入れました (@⌒ο⌒@)b
新しく出来た一の鳥居から入ります
この鳥居には上賀茂神社特有の陰陽の注連縄やシメ・シデ・サカキがありません
ちょっと寂しい (;Α´∀`)
曲水の宴は境内を流れる「ならの小川」からの分水にある庭園「渉渓園」で行われます
普段ならあちこちの写真を撮りますが 先着が気になっているので
まっしぐらに走りました ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
全体はこんな感じです
くねくねした細い川の流れに沿って 赤い傘があります
生演奏の伴奏が出来るような舞台もありました
歌人が座るところには 硯に短冊も見えます
説明には 一流の歌人らが即興で和歌を詠み 短冊にしたためると書いてありますが
本当に即興で和歌を詠むのかしら ?(゜_。)?
さあ時間になりました
辺りは良い香りに包まれています
★王朝の香り ~薫物~ たきものというそうです
この香りは染殿院 藤原明子の「梅花」を元に調整されています
沈香・丁子・甲香・甘松・白檀・薫睦・麝香を普通の売り物では使えないような配合で
作っているそうです
何たる贅沢を味わえるのでしょう (((o(´∀`)o)))
門徳天皇の女御 清和天皇の母である 藤原明子は大変な美貌の持ち主だったそうで
良房の歌が残っています
「年経れば 齢は老いぬ しかはあれど 花をし見れば 物思ひもなし』
花は明子だそうです
★歌題披露 斎王代
★羽觴(うしょう)を曲流に浮かべる
向こうの方なので見えませんが
童子が2人組になって青竹で羽觴を導いているようです
この盃が流れ着く間に歌を詠むようです
★歌人一觴一詠
歌人がお酒を口にしています
後ろで演奏されているのも分かるでしょうか
これが京都の醍醐味だと思います いつでも生演奏 (@⌒ο⌒@)b
実は面白いことが起こりました
羽觴が流れてくるのですが 川が浅いうえ曲がりくねっているので
曲がり角で石の間に首を突っ込んでしまい
童子が青竹でつつくだけでは何ともできなくなり
係の人が手で引っ張り出すということがありました
みんなで笑っていたら 二度目も同じところで同じように突っ込んでしまい
大笑いになりました ( ●´艸`)
★神職 短冊を集める
★冷泉家 和歌朗詠
和歌を詠み下して
その後冷泉家全員で節をつけて歌うように合唱します o(*^▽^*)o
今まで勝手に 歌を作った人が自分で謳いあげるのだと思っていました
冷泉家の方々が歌っている間は 作った人は立ち上がり
礼をしながら聞きほれています
ご挨拶の後 退出です
この香りがあたりを香しくしてくれていました Ψ(`∀´)Ψ
リボンを返しておしまいかと思いきや なんと 記念撮影がありました
遅咲きの八重紅しだれ桜『斎王桜』の前に 斎王が立ってくださいます
まさに満開です ヾ(´Д`)ノ☆
何という素晴らしい日になったんでしょう
来てよかった~ ♪d(´▽`)b♪
これで1000円って凄くないですか