ちもとのおひな様『おとなの節句』2023

紫宸殿写しの古今雛  

「ちもと」にあるおひな様はこの世に2つしかないおひな様です

 

もう一つは皇室に (人´∀`*).。:*+゜

時は大正天皇の時代に皇室からご注文があり 宮大工が作りました

納めるまでに破損や事故があっては・・・

と最初からまったく同じように2つ作られました

何事もなく皇室にお納めして 残りの一つが「ちもと」にやってきたそうです !!(゚ロ゚屮)屮

 

ちもとのおひなさまは 毎年お祓いをしてから 八坂神社の神官によって

魂が入れられています

だから 1つだけお願いをしてきました (((o(´∀`)o)))

この部分が紫宸殿写しの古今雛です  ♪d(´▽`)b♪

やっぱり宮大工が造ったという御所紫宸殿の建物が一番気になりました

おひな様なので建物の左右対称は省略されています

 

向かって左側の建物が紫宸殿です

随身が守っている階段は 陛(へい)と呼ばれ 天皇しか使うことができませんでした

 

家臣は天皇に用があると『陛の下まで来ています』という意味で

『陛下』 と天皇をお呼びします

尊敬の対象に直接呼び掛けることを忌むことで敬意を示すことだそうです

ふ~ん そうなの  w|;゚ロ゚|w

そういえば源氏物語の光君も本名は分からないままですものね

 

そして渡殿を通って右側の対の屋(たいのや) と繋がっています

 

宮大工が造っているので 欄干のカーブや階段 擬宝珠も素敵です

そして寝殿造りなので蔀戸があり すべて吊り上げられて本当に精巧な作りに驚きます

 

対の屋に鍵がかかっていますが

今回 女将が開けてみたそうで その時の写真を見せてくれました

ふすまも金箔で奇麗に張られ 畳には繧繝縁が施されていました

以前に来た時のお話しでは お布団もひかれていたと仰っていました 

 

素晴らしいおひな様が来たので

せっかくなのでとお道具も作られたそうです

全てちもとの紋 桐門入りのお道具です

 

今年新しく加わったのは(と言っても江戸時代の古い市松さんです)

中央側のこの二人です

 

男の子姿の市松さんは珍しいよね(もともと男の子ですが)

そして左の女の子 この子だけ帯揚げの入れ方が違っていました

時代の流行かしら

どの市松さんも耳の穴まであるそうです !!(゚ロ゚屮)屮

 

お道具もたくさんありますが 

やっぱり台所に伏見人形の布袋さんが置いてあるところが凄いです

鰹節削りには 削られた鰹節まで入っています

おくどさんの下には本物のマキも詰まっています ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!

醤油樽には上の栓までありました (゚д゚)(。_。)ウン!

 

 

また 廊下に飾ってあるお人形にも驚かされました

人形も畳もすべて別注 カルタはスタッフさんの手作りですって (@⌒ο⌒@)b

 

絵札だけでなく 読み札まで作っているんです 素晴らしすぎ ヾ(´Д`)ノ☆

 

鴨川沿いの素敵なお部屋でひな祭り御前を頂きました

桃の花びらが一片 白酒でカンパ~イ ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

 

長芋の桜と金冠の甘煮で 左近の桜 右近の橘を表しているんですって

(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン

 

フフフ そしてもちろん こんなのもあります 

入手困難なお酒など 珍しいものを女将に教えて頂きました

嬉しい楽しい大人のひなまつり

おひなさまも お話しも お料理も 全部素敵でしたね~

ご一緒してくださったKさん Iさん Mさん ありがとうございました ヾ(´Д`)ノ☆

またご一緒してくださいね♪♪