ワクワク 屏風祭だよ~ ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

屏風祭というのは、祇園祭宵山期間中に行われる習慣で

山鉾町の旧家が屏風、調度品、美術品などを飾り付けて

通りを行く人たちに、窓から見えるようにしてくださってるんです

個人の持ち物といっても 重要文化財や国宝も  w|;゚ロ゚|w 大金持ちさんです

 

そんな中 今日はくろちくで

高精細デジタル技術で複製にした屏風を見せていただきます

くろちくは私の大好きな南観音山ちゃんの町内にあります

 

コピーで嬉しいのは、

ガラス越しじゃあなくって、くっつきそうになりながら見れること

そして、写真OKなところです

実は昨年も来たんですが、今年の目玉に心ひかれたから ヽ(。´Д`。)ノ

 

 

★ 国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』(俵屋宗達筆)静嘉堂文庫美術館

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フフフフフ 笑いが止まりません ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

おまけに、解説付きです

ただ、残念なことに気付くのが一日遅かった

昨日だったら、この解説が聞けたのに .+(〃ノωノ)゚.+°―!! 

 

朝になってから、気付いたので

会社に行ってから お祭りに行くのでお昼から休ませてくださいと申しでました

(;Α´∀`)

 

俵屋宗達よ ヾ(´Д`)ノ☆ コピーだけど・・・

ほら、ここにハンコとサインがあります

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宗達というのは、風神雷神図屏風の絵を描いた人 ヾ(´Д`)ノ☆

町の絵師としては異例の法橋の位が与えられていたんです

 

この屏風の左隻は源氏物語の 「澪標」 です

いったん都から身を引き、明石で暮らしていたヒカルちゃんは

譲位した朱雀帝の意を受け、冷泉帝の後見人として内大臣に就任しました

中央政界で地位を回復した源氏は、住吉大社へお礼のお参りに

ε=ε=ε=((((o^ー^)o ブ-ン!!

 

偶然、同じ時に住吉さんにお参りに行こうとしていた明石は、

自分との格差に引け目を感じ、源氏とは合わずに

そのまま船でUターンして立ち去ってしまうんです 哀れです。・゜・(/Д`)・゜・。

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右上が明石が乗っている小船・・・

なのに、源氏の車は扉が閉じられたままです

 

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源氏の車の扉は閉じたままですが、お付きの者たちの中には気づいたものも

「ほれ、あそこに見えるのは・・・」と噂をしています

 

ヒカルちゃん、気付いてよ!! とも思いますが

まあ、明石はこの後、幸せになれるから良いとしておきましょう щ(゚ロ゚щ)

 

 

右隻は 「関屋」です

源氏が帰京した翌年、常陸介が任期を終えて、妻空蝉と共に戻ってきました

石山寺へ参詣途中の源氏は逢坂関で 空蝉の一行に巡り会います

源氏は懐かしさに空蝉の弟右衛門佐(元小君)を呼び寄せ 空蝉へ文を送りました

フフフ ヒカルちゃんらしいな~ (@⌒ο⌒@)b

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ヒカルちゃんが文を渡そうとしています (σ≧∀≦)σ

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御簾の隙間から白いお袖(中が赤です)が見えて、

その上に 細い文が見えてるのがわかりますか?

 

「澪標」も「関屋」も源氏がかつての恋人と偶然に出会う場面なんですが

宗達の大胆な繰り返しの技法に引き付けられますね

 

思い出して、源氏物語を再読しています

昔に読んだのはは円地文子さん訳 

繰り返し 繰り返して読んだのは 大和和紀さんの「あさきゆめみし

今読んでいるのは、キンドルの無料本 与謝野晶子さん訳です  

(人´∀`*).。:*+゜ 面白いわ~   無料本 大好きです (人´∀`*).。:*+゜

 

 

 

私たちが説明していただいたのは 次の3点 

「屏風が語る江戸初期の京都」 講師:京都国立博物館 学芸部 福士雄也氏

豊臣秀吉没後、徳川家が盤石な体制を築くまでは激動の時代でした。この時代に描かれた3点の屏風絵を比較し、当時の人々の生活風景や政治情勢が絵画表現にどのように反映されているかを解説していただきました

 

 

★ 重要文化財『豊国祭礼図屏風』(狩野内膳筆) 豊国神社蔵

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この屏風は 豊臣秀吉の七回忌を記念して慶長九年(1604)八月に行われた祭典です

盛大なお祝いのような様子が楽し気に記されていますが

あれれ ?(゜_。)? もあります 

 

丸く輪になって踊っています

町内によって着物の柄が違うのはお祭りらしくって良いですね

 

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(゚ー゚?)キョロ(*゚ー゚)ゝキョロ こんな仮装の人もいます 子供かしら 大人かしら?

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福禄寿のような頭の長い人やら、帽子の長い南蛮人らしき服装のひと
つばの広い帽子をかぶっていたり、とってもオシャレね

 

 

ビックリがこれです

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秀吉の七回忌なんですから、一番立派な席に座るのは妻の「寧々」のはず

このシワクチャ婆様です 

奇麗なのは「茶々」でしょう

 

ここにも 寧々様が居ました

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石段の上で全体を見物している寧々様です

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何ヵ所かに登場しているのですが、すべてこのパターンです

「茶々」様が、お金を出して描かせたのでしょうね (;・_・)

 

 

 

 

 

★ 国宝『洛中洛外図屏風 舟木本』(岩佐又兵衛筆) 東京国立博物館

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 この画で感動するのが 二条城が描かれていること

ちゃんと天守閣がありますよ 

左隻の左側が二条城、右隻の右側が方広寺です

京都市町さま、何とか天守閣を復元してください m(≧∇≦)m

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下のほうに 祇園祭のお神輿が描かれています 

 

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ほら、右が中御座で左が東御座よね ┗|*`0´*|┛ ホイットー ホイットー

 

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橋を通せんぼして、お金を取ってるわ w( ▼o▼ )w

 

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美容院ね こんな風にして髪を結ってもらったんだ

どこを見ても、面白くってキリがありません

 

 

 

 ★ 重要文化財洛中洛外図屏風 池田本』 林原美術館

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なんと これが描かれた年も今年と同じ

蟷螂山が山一番だったようです

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真ん中にあるのが長刀鉾で、左側に続いているのが蟷螂山です

くろっぽくて見えにくいけれど 。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。

カマキリさんがのっかっているのが見えますか?

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暑かったので、くろちくの前の 同じく くろちくのお店でかき氷をいただきました

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Sさん 昨年も、一昨年も一緒に屏風祭に行ったね (人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆

今年も楽しかったよ ありがとーね