手術 面白かった 。゚(゚^Д^゚)゚。

仁ちゃんの運転で深夜ドライブ
「何だか華やかな通りね〜 いったいどこなん?」
「え?お母さん、そこ曲がったら家やで」
「ウソ〜〜〜!!!」 !!(゚ロ゚屮)屮


その時に私が見たものは、道路の両側に並ぶ明々としたライト
パチンコ屋さん開店の花輪のような形
つまり、ライトが10個ずつぐらい輪になってドーナッツ型になって
輝いている街灯が両側にずらりと並んでいる
見たこともないような道路… w( ▼o▼ )w


私の目が変になっていることを初めて自覚した瞬間でした
薬では治りませんと言われて、すぐに手術



大学病院に行くと
「個人病院で手術すると日帰り手術、大学病院で手術すると10日間の入院となりますが、どちらがいいですか?」
「そりゃあ、日帰りです!」
「10日間の方も人気なんですがね〜」( ●´艸`)
なんでやねん!! と吹きそうになりながら当日を迎えました


手術の1時間前から10分おきに見薬をさします
手術室に入ると、歯医者さんの椅子のようなものに座らされてリクライニング
いつものように、もっと上に上がってください
(美容院でも、歯医者さんでも言われてしまう)
背が低いので、枕に届かないんです


今から目を洗うので右を向いてください。左を向いて…上…下…
ジャブジャブと液体が注がれ、結構痛い


右を見てくださいと言っても、景色が見えるわけではないから、どうしたらいいのかわからない
目玉を右にするのは分かっているけれど、うまくできないわ
上はできる
左ってどっちだったっけ?


目玉を押し付けられる感じがしますよ〜って先生が言ってたけど
押しつぶされて、白目のゼリーが飛び出しそうです
潰れてしまわないか、かなり心配なくらい痛い


血圧は10分毎に自動ではかられています
麻酔をかけますって言われても、見えてるまま〜
いったい何が見えてるんでしょう、なんだか目玉の中が見えてます
変な感じ〜 目の外ではなくって目玉の中が見えてるなんて


目玉の中は湖の底みたい
湖の外が外の世界なのね
湖は結構深そうで、湖面は明るく、さざ波が立ってます
液体が注がれるとさざ波が不規則に揺れます


じっと見ていると、玉ねぎとかきゅうりのスライスを顕微鏡で見ているような感じ
透明の丸い細胞のようなものが数個見えたり、丸身を帯びた色々な形のものがぎっしり詰まっていたり、変化がある


そうしていると、つまようじくらいの太さの真っ黒い棒が上から降りてきて
湖底である網膜の上を上下に動いている
網膜のすぐ上に張り付いている、もやっとした粗くて柔らかいバイリーンのような膜が順にはがれて行く


はがれても一枚のままで、クルンくるんと湖の真ん中あたりをただよっている
網膜を引きつらせていた悪人の膜が取れて行ってるんだな〜
先生、失敗したらあかんよ
失敗したら網膜を傷つけて見えなくなるかもって言ってたし…
頑張れ先生!! ┗|*`0´*|┛ っていう感じ


ボヨンボヨンと、真ん中に漂っている膜を全部引きあげた
しかし、この棒は何処から入ってきたんだろう?
白目を突き抜けてきたのかしら?
それとも、目玉をギュッとどちらかに寄せて、隙間から網膜を触っているのかしら?
じゃあ、湖みたいに見えているのは、白目のところじゃなくって何かの液体???


もし、白目なら、空いた穴はどうやって防ぐんでしょう?
穴からゼリーのようなものが出ないのかしら?
失敗したら、ゼリーのようなものを出して、ガスを入れるって言ってたけど
その時は、後からゼリーを入れなおしてくれるのかしら?


そんなことを考えていたら、メスが見えてきた
メスって外科手術の時のカッターみたいなのじゃなくって、お化粧の眉用ハサミくらいの大きさのハサミ


それでなんだかジョキジョキ切ってるわ
そのあと、先生が三本針を刺しますよ〜って
そんなこと言わなければ怖くないのに、何をされるのかしら???


刺される気持ちはするけれど、今までのようには見えません
見えない端っこをさしてるのか?
感覚としては目の左右と上みたい


何をしているのか、もうすぐ終わりなんでしょう
縫うのは何ともありませんが、結ぶのが、引きつる感じがして怖い
痛みはないけれど、痛く感じる。身体が硬直する


終わった時に時計を見たら(手術したのは片っぽだけだから反対で見えるのよ)
55分経過していた
早いものね〜 あっという間に55分経っていました


しかし、興味深いものでした
自分の手術でこんなに楽しめるなんて…
先生に言ったら、冷静ですねって答えられた
うまくいって良かった
先生、ありがとーね m(≧∇≦)m