いざ 善峯寺へ o(*^▽^*)o

善峯寺って超有名ですが、お山の上なのよ
一人では無理無理・・・で、吉村先生の登場です Ψ(`∀´)Ψ


正午近くに虹が出ました
太陽高度が高いために低い虹になっていますが
高い山の上だから見れたと、気象予報士だった吉村さんならではの解説が!!


★ご本尊にまつわる面白いお話


西国20番 善峯寺のご本尊の千手観音様は、
下鴨神社ケヤキの霊木で作られています


昔、賀茂神社地田の田主が苗を植えると、
苗が一夜にして槻(けやき)の木へと変わりました !!(゚ロ゚屮)屮
後に槻の木は朽ち折れて倒れますが、
その木から千手観音の真言が聞こえるので皆不思議に思いました


歳月が流れて、行円上人が霊夢を受けて、
賀茂神社の神主にその夢を話されたところ、
神主は槻の木を斬って行円上人に与えました。
行円上人は西国19番行願寺(革堂)に
このケヤキでご自作の千手観音を奉安されました。


この霊木の余材を仁弘法師が得て、千手観音をお刻みになり
洛東の鷲尾寺に奉安されましたが、その後あれやこれやあって
今は善峯寺にお祀りされています


つまり、善峯寺の千手観音さまと、革堂の千手観音様は
賀茂神社の1本のケヤキから作られた兄弟観音様で、
観音信仰の霊場 西国19番と20番でこれも続いていらっしゃるv(o゚ェ゚o)




山の上なんですが、きつい坂道も散紅葉でこんなにきれい


空を見上げれば、こちらも美しいよ〜


必死で登った先に、やっと東門が… 傾きの凄さがわかるかしら


わ〜い 善峯寺 ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪


★ここで一番有名なのは、「遊龍の松」よね
高さはあまりないけれど、枝の長さは37m以上ですって
もっと長かったけれども、病気で切り取った後でもこの長さです
これが右に長く伸びた枝
ここが幹部分です
左側の枝の端っこ
お山の上なのが分かるでしょ(^^♪


★玉の輿の語源になった桂昌院 お手植えの桜です
今は咲いていませんが…

江戸時代に八百屋の娘として産まれたお玉は、三代将軍徳川家光に見染められ、側室となり五代将軍となる綱吉を産んだのです

桂昌院の像は子犬も一緒
綱吉は生類憐みの令を出したことで有名だけど
実は135回も出された複数のお触れなんですって ( ◎´艸`)
つまり、守られなかったから、そんなに何度も出したってことよね
「天下の悪法」とも言われるようです (Ψ▽Ψ*)


★幸福地蔵も桂昌院が寄進されたようですが
自分ではなく、他人の幸せを祈るお地蔵様なんです

先に進んで遠くから見るとこんな感じ〜


小川治平
この名前を聞くと、どうしても高瀬川や疎水沿いのお庭を思い出しますが
善峯寺のお庭も作られました

驚いたのは、お庭だけでなく、山全体をこんな風にされたことです

日本の秋が美しいのは、樹々の多様さですね (@⌒ο⌒@)b


★お香水閼伽井

この観音堂(本堂)の右側に井戸がありました


仏前に供する水を汲む清浄な井戸です。
高いお山の上なのに、たっぷりの水量でした
このお香水を服すと長寿のご利益があると伝わっていますが
ちょっと口に含む勇気はありませんでした (σ≧∀≦)σ


★獅子巴蓋が大好きな私にはたまらない子たちでした
超かわいい



★天空の山寺、三鈷寺
都名所図会に 「二大仏七城俯瞰の地」と記された、
天空に浮かんでいるような山寺です


このお山のてっぺんの形が三鈷に似ているから三鈷寺と名付けたそうです
崖から突き出して建っているような感じです

写真を写しているお部屋は、この石垣から突き出している感じ w|;゚ロ゚|w


善峯寺よりもさらに高い位置にあるため
絶景が見下ろせます



三鈷寺と吉峰寺はこんな回転扉で行き来できるんです( ◎´艸`)






C= C= C= ┌(;・_・)┘トコトコ
あのお山の真ん中辺に善峯寺と三鈷寺があります
C= C= C= ┌(;・_・)┘


向こうの方は雨が降ってるみたいね

吉村さん、ご一緒させていただいた皆さん
ありがとうございました
今日も楽しかったな〜  Ψ(`∀´)Ψ  


なんて、まだまだ帰りませんよ
C= C= C= ┌(;・_・)┘