そのお庭が新しく生まれ変わりました ヾ(´Д`)ノ☆
コロナのせいで仕事も自宅待機になり、2ヶ月ほど、ひたすらズーッと引きこもっていましたので徒歩以外での久しぶりのお出かけです
テレビのニュースで
「今川義元公 生誕500年記念 令和最初の枯山水庭園誕生!!」
と放送されていたので、恐る恐る来てみたんです
人がいっぱいだったら・・・ 帰ろうっと・・・
久しぶりの祇園です 人通りは・・・
花見小路の一力さんの前も ガラガラ
建仁寺さんの門をくぐります
門前にポスターがあるのでやっているはずよ
(●o´A`)oドキドキ♪゙
境内もガラガラ・・・ヒエ~
建仁寺自体が今は配管中止なので当たり前といえば当たり前
その境内南東に位置する建仁寺塔頭寺院・霊源院は、応永年間(1394年〜1428年)、龍山徳見和尚を勧請開山として、その弟子である一庵一麟によって創建されました
鎌倉時代末期から室町時代にかけ、京都五山と鎌倉五山の禅僧たちによって栄えた漢文学・五山文学の最高峰寺院とされた霊源院
「建仁寺の学問面」の中核を担ったこの霊源院から、室町時代の五山派を代表する学僧が数多く輩出されました
霊源院は建仁寺の中でも一番南側にあるので花見小路から入ると一番遠いわ~
旗の印を見て 昨年訪れた時のお抹茶のお干菓子を思い出しました
今川義元の家紋 赤鳥紋
もう、雰囲気で察することができると思いますが・・・ 貸し切り 。゚(゚^Д^゚)゚。
右側のアジサイのように見えるお花が 甘茶です
アジサイの葉っぱには毒があるけれど、甘茶の葉にはないんですって
昨年飲ませていただいた時には ほのかな甘みがありました Ψ(゚∀゚)Ψ
学芸員の方が説明をしてくださり、お庭は写真OKです
お庭の名前は「鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)」という名前です
この漢字も覚えんとあかんのかしら 。゚(゚^Д^゚)゚。
「九皐」は山の奥深い場所にある沼沢のこと
山奥にある沼沢で美しい鳴き声の鶴が鳴くという意味から、ブッタの教えは自然と世界に広まっていくという意味だそうです
足立美術館の庭園を作庭し「昭和の小堀遠州」と称された中根金作を祖父に持つ、
造園家の中根行宏氏、中根直紀氏(中根庭園研究所)により作庭されました
この庭園「鶴鳴九皐」は寺ゆかりの戦国大名、今川義元の生誕500年を記念したもので、構想からおよそ1年を経て2020年3月に完成しました
庭園には仏教の聖地インドのブッダガヤから運んできた黄色の座禅石のほか、甘茶の木やだるまの置物、日本の山野草などが配置され、庭の中にインド・中国・日本という仏教伝来の流れが表現されています。
東側のお庭です
いろいろな景色が見えます 面白いものがありました
赤い色をしているからすぐに気が付きますよね
洞窟で達磨さんが座禅を組んでいます ( ◎´艸`)
善明さん作の達磨像が、庭の洞窟に設置される前の今の時期だけ、小さい方の茶室に飾られています 霊源院のTwitterより 善明さんという方がどなたかはわかりません
この左側(北)はこんな風につながっています
縁側のすぐ前はこんな感じ
建仁の文字が見える軒瓦も置いてありました
甘茶の木もそこここに植えられています
正面の左寄りです
この黄色い石 目立ちますよね~ o(*^▽^*)o
この石が仏教の聖地インドのブッダガヤから運んできた黄色の座禅石ですって
実は2つ運んできたそうですが、一つは壊れたんですって
黄色い石の向こう側にある 山の形の石は
静岡新聞NEWSより
住職同士が親しかったことがきっかけで、静岡県湖西市新居町の東福寺が作庭用の岩を無償で提供することになり、9日、関係者が視察に訪れた。
東福寺の伊藤弘陽住職(37)は建仁寺で修行中、霊源院の雲林院宗碩住職(43)と知り合った。今も雲林院住職に説法に来てもらうなど付き合いが続く。今回の庭園改修に当たり、大きな岩を必要とする雲林院住職から相談を受けた伊藤住職が、以前から長年使わずに敷地に保管していた複数の岩を提供すると申し出た
正面の右側に顔を向けると
船が大海を進んで南に行こうとしています
角を曲がると南のお庭に続くのですが
そのちょうど角っこに 茶畑があります
背の低い木が植わっていますが、これがお茶の木です
建仁寺といえばお茶よね o(*^▽^*)o
喫茶の法を普及されました
お庭だけじゃなくって 大きく変わったのはここよ (σ≧∀≦)σ
ジャーン 南側のお庭です
え? 前から南のお庭があったって?
(σ≧∀≦)σ フフフ どこから写しているか分かりますか?
建物の壁が取っ払われたのよ ( ◎´艸`)
南のお庭には 亀石と鶴石があります
左が亀石 亀って感じがよく分かりますよね~
背中には蓬莱山が乗っています
右側が鶴石
左右の二つの石で鶴石らしいけれども、
羽を広げているのかしら 羽ばたいているようにも見えます (・'v`・)??
枯山水特有の砂の波紋が心地よく ゆっくりと落ち着けるお庭でした
お茶室の「妙喜庵」(たまたま同じ名前です)には今川義元公の自筆の手紙の掛け軸が飾ってあり、その下には 韋駄天さんもいらっしゃいました
写実的な中巌円月坐像や
慶派仏師による毘沙門天立像などほれぼれとします
四畳半の茶席の也足軒は 本堂内ににじり口がある珍しい構造になっています
久しぶりのお出かけでしたが 大満足でした
コロナが落ち着いたら、心おきなくのんびりと抹茶を頂いて お庭を眺めたいものです
♪d(´▽`)b♪
高島屋の地下で野菜をあれこれ買って帰りました
久しぶりのお出かけは楽しかったな~ (((o(´∀`)o)))