ビックリです !!(゚ロ゚屮)屮
黄梅院 写真OK !!w(゚o゚*)w
大徳寺の黄梅院は何度か訪れていますが
その都度 お庭すら写真NGだったんです 残念でたまりませんでしたが
そういうものだと諦めていたんです
なのに どういうこと???*°□°*??
特別拝観の時は写真NG それ以外の日はOKなんですって
普段の日は 係の方からの説明は聞けませんが
額に書かれているのを読めば良いだけ (゚Д゚) ソウナンダ??
だから 思いっきり写真を撮りました m(≧∇≦)m
★表門
毛利元就の子、小早川景隆の寄進によるもので、なだらかな兜型の門です
黄梅院は 当時28歳の織田信長が初めて上洛した際に
父・信秀の追善菩提のために小庵「黄梅庵」を建立したことに始まります
信長が急逝したあと 羽柴秀吉が徐々に増築し「黄梅院」と改めました
庫裡、鐘楼、客殿などは小早川隆景が寄進したものです
鐘楼に使用されている釣鐘は加藤清正が献上したものです
という具合に 有名人の名前が次々に出てきます ヾ(≧ω≦)ノ
素敵な玄関です♪♪ ここで靴を脱ぎます
皆さん お寺に伺うときはソックスを忘れないでね~
一番外回りをぐるっと 右回りに回りながら進んでいきます
このあたりが一番南側です C= C= C= ┌(^v^)┘テクテク
この通路のようなお部屋の右側に広がるお庭が直中庭で
大きな池泉鑑賞式庭園になっていて 渡り廊下でぐるりと囲まれています
この廊下は一番東側になります
廊下真ん中あたりの小さな建物が 茶室「一枝軒」です
突き当りを右に回ると書院の「自休軒」です
★直中庭(じきちゅうてい)
ここからは建物の周りの廊下を 左回りにぐるりと回って進んでいきます
直中庭は千利休が66歳の時に豊臣秀吉の要請を受けて作ったとされる庭です
真ん中に瓢箪池がありますが 秀吉の軍旗の千成瓢箪を形どったものです
本当に瓢箪の形をしているのかは もっと上から写さないと分からないわ (;Α´∀`)
全体に苔むして とっても奇麗です (雨の方が良かったかも)
書院の「自休軒」の障子の引手や釘隠しにも瓢箪の形が活かされていました
お洒落ですね (^-^*)/
直中庭の中央に三つの石が安置されていますが 真ん中を不動明王
向かって 右を制吒迦童子(せいたかどうじ)左を矜羯羅童子(こんがらどうじ)
手前に礼拝石があります
加藤清正が持ち帰った朝鮮灯籠が据えられているのですが
あっちにもこっちにも灯籠がいっぱいあって どれか分かりません 。゚(゚^Д^゚)゚。
グーグルの地図ではこんな感じです
★自休軒
書院『自休軒』の扁額には
大徳寺を開いた大燈国師・宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)の遺墨「自休」が掲げられています
『自休軒』という名前はこの墨書から名付けられたとか
大徳寺ゆかりの一休さんと千利休から“休”の字を引用したともいわれています
書院は古来 住持が書を見たり手紙を書いたりに使う部屋ですが
茶を喫し一休みする部屋を備え 抱え込んでいる建物として貴重です
この形を 『抱え込み式 書院造』といい 室町時代の建物です
お部屋の障子は 石垣張りで どちらかと言えば 表千家風の張り方でした
陰影がとっても奇麗ね~ ┗|*`0´*|┛
障子の引手は 前に広がるお庭の瓢箪と同じ形
大徳寺山門楼上にある利休居士木像の写真
この像のせいで利休は切腹したのね ・゚・(ノД`;)・゚・
よく見ると 秀吉の言うように 草鞋を履いています
この像だって利休が置いたわけでもないのに・・・ 。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
角を曲がると お部屋が覗けます♪♪
★破頭庭(はとうてい)・・・本堂前庭
破頭庭は本堂前庭に広がります
手前半分に白川砂 向かい半分に苔を配しています
向かって右より観音菩薩・勢至菩薩と2石でまとめられ 左側の小さな平べったい石は
ただいま悟りを求めて修業中・・・ (゚д゚)(。_。)ウン!
この三石の姿は 本堂中央にお祀りされている お釈迦様の説法を聞くお姿ですって
Ψ(`∀´)Ψ
右側の木は「光格天皇御下賜之椿」
左側の木は 沙羅の木です
★旦那の間
諸大名などが公式訪問する際に 住持と対面する場です
雲谷等顔(うんこくとうがん)の手による 『西湖図(せいこず)』 重要文化財
写してもよいということは レプリカ???
★室中(しつちゅう)
雲谷等顔筆の「竹林七賢図」ですが 7人より多いけど・・・
賢くない人も混ざってるのかしら ( ◎´艸`)
★礼の間
住持がお客と対面するときに使っていました 「芦雁図」
★閑坐庭(かんざてい)
★庫裏(くり)
小早川隆景の寄進によって建立された切妻造妻入・杮葺の建物で
禅宗寺院の庫裏としては日本最古級のものです
天井が高いよ~
京都アルアル ( ●´艸`) 台所には愛宕神社の「火迺要慎」
さっきの閑坐庭をぐるりと回った反対側から見ています
ここやわ 黄梅院のポスターとか この花頭窓から(もっと上手に)撮ってはるわ
。゚(゚^Д^゚)゚。
あまりにお部屋があって コンガラガッテいます
★書院の間
シンプルですが 飾り金具なども豪華です
★眠蔵(みんぞう)
住持が眠るためのお部屋ですが たったの2畳です !!(゚ロ゚屮)屮
それでも 梅の画が描かれています♪♪
もっとお部屋がありますが ちょっと飛ばして
角を曲がると こんなお部屋も見えました
もう 自分がどこら辺を歩いているのか よくわかっていませんが
ともかく 一番の目的の「昨夢軒」はもうすぐのはず
★作仏庭(さぶつてい)
黄梅院の建物全体の周りは白砂に囲まれていて 色々な流れになっていくのですが
それの始まりがここです
一番向こう側に三尊石と 蓬莱山に向かう船がありますが
水の流れは ぐるりと色々に流れ込み 閑坐庭から本堂や破頭庭へと流れたり
別の流れは本堂や書院を回り込み直中庭の瓢箪池へ流れ込みます
上から見るとか 建物の形がわからないと難しいわ 。゚(゚^Д^゚)゚。
いよいよ到着
★水屋
武野紹鴎の茶室「昨夢軒」の水屋です 掛け軸や丸窓もあります
あれ? この丸窓・・・ 最初のころに向こう側から見えたよ
書院『自休軒』の北側になるのね (゚д゚)(。_。)ウン!
右側のふすまの向こうが「昨夢軒」です
★昨夢軒(さくむけん)
手前のお部屋が茶室で 四畳半です 周りがお部屋なので 窓のないのが寂しいです
向こう側の明るい方を含めて全体で書院という事でしょうか
明るいお部屋の障子を開けると 瓢箪の池が見えるんだわ
手前のお茶室は腰張りに白い紙が貼られていますが 中に入れないし暗いし・・・
ふすまの取っ手が 釜のようです
右側に 床の間がありそうですが 中に入れないので どこも触らないようにして
スマホだけ差し込んで フフフ いけた ┗|*`0´*|┛
あっ ここに窓があった o(*^▽^*)o
『生死涅槃如昨夢』
始知衆生本来成仏、生死涅槃如昨夢。
お稽古に行ったときに先生に尋ねてみようっと ┗|*`0´*|┛
廊下から見ると 床の間がこんな風に飛び出しているんです
面白いね~ たった一つの窓がここにありました
昨夢軒の右隣に もう一つお部屋があります
★西庭
こちらには鎮守社がありました
大徳寺黄梅院は織田信長、豊臣秀吉など戦国大名ゆかりの寺院です
毛利元就の三男で豊臣秀吉政権の五大老をも務めた小早川隆景の寄進による、禅宗寺院において現存最古の庫裡もあります
武野紹鴎の茶室 昨夢軒もあります
見どころ満載の黄梅院でゆっくり過ごすことが出来て 大満足
★大徳寺のイブキ
実は朝からお友達のHさんと北山でモーニング ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
Hさん いっぱいおしゃべりして楽しかったわ~
これからも宜しくね Ψ(`∀´)Ψ