遂に行けたよ ヾ(´Д`)ノ ☆聚光院の利休の法要 & 三玄院

大徳寺には桜も紅葉もありません 修行に励めるよう松があるだけです┗|*`0´*|┛

 

聚光院は大徳寺塔頭です

三好長慶の養子である義継が 養父長慶の菩提を弔うため

大徳寺の笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)を開山として創建しました

 

千利休が笑嶺和尚に参禅していたことから利休の墓があります

毎月28日は利休忌です 三千家が交代で毎月法要を行っています

法要に参加してお墓参りがしたかったんです щ(゚ロ゚щ)

 

聚光院に9時到着 私は28番でした

受付をして 色々な拝見をし 法要が行われるのを待ちます

 

会記をまじまじと見ましたが覚えられません これで精一杯 。゚(゚^Д^゚)゚。

茶杓 十二代・惺斎(せいさい)作 銘『金剛座』 菩提樹を以って

(インドに行った時に持ち帰った菩提樹から作られたようです)

●お菓子 嘯月『木の芽焼き』

●寄付の掛け軸 『和気兆豊水 わきほうすいのきざし』

 

★法要

法要が何処で行われるかというと… あそこよ あそこ Ψ(`∀´)Ψ

当たり前ですが 本堂 室中の間

ジャーン ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃 このお部屋です ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!

 

ルーブルモナ・リザを日本に貸してくれた替わりに 

日本からフランスに送った襖絵 狩野永徳の花鳥図(春・秋・冬)のお部屋です

(((o(´∀`)o)))

この真ん中の襖 2枚が開いて その奥には狩野松栄の描いた「夏」の画があります

その絵の上に並んでいるのは 右から

● 開山 笑嶺宗訢

● ご本尊 釈迦如来坐像

● 三好長慶像 お寺の名前は長慶の戒名です「聚光院殿前匠作眠室進近大禅定門」

● 利休像

そして橋本雅邦の掛け軸の釈迦如来像が天井中央から掛かっていました

 

さあ 法要が始まります お数珠持ってきてよかった~

『室中』には聚光院の僧侶

 

『檀那の間』に表千家の家元の猶有斎宗匠 前家元の而妙斎宗匠たち

御身内が並んでいました 

 

『礼の間』には 私たち一般ピープルが並んでいます

 

法要は『何妙法蓮華経』から始まったのが意外でした 臨済宗なのに?!!(゚ロ゚屮)屮

かなりの時間お経が唱えられ お家元は順に4体の像それぞれにご焼香されました

 

後から私たちも順にご焼香させていただきました (@⌒ο⌒@)b

 

へ~ !!(゚ロ゚屮)屮 

表千家では座っている時は左手を上にして手を組むようです(全員そうでした)

裏千家では右手が上です

 

★茶席

利休忌は茶会という名前ではなく あくまでおまいりに来てくれた方に

お茶をふるまうという形ですって

 

あっ Kさん発見 (((o(´∀`)o))) メッチャ嬉しい~ FさんとSさんもご一緒です

一瞬で元気百倍になりました (@⌒ο⌒@)b

 

今日のお点前の場所は千住博さん筆『滝』のお部屋でした

床の間など一部だけ『滝』で大半は普通の襖でした

閑院席と桝床席の時もあるようです(そっちが良かった・・・)

 

表千家なので「食籠」が回ってきました 

ああ いわくつきの「食籠」… (●o´A`)o

前回も両隣の人が言い合い 今回は隣の人からひとくさり (>人<;)

難しい …o(;-_-;)o

 

お庭は写真を写しても良いと許可を頂きました 嬉しい~ ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

 

 

★方丈前庭「百積の庭」(国指定名勝)

なんと 苔が残念なことになってる  w|;゚ロ゚|w

狩野永徳が下絵を描き千利休が作庭したと伝わる方丈前の庭です

中央に掛けられた石橋を中心に東西両面に石組がありますが

これは本堂室中の襖絵「花鳥図」と相対する関係にあると言われています

どう関係しているのかは理解できない 石は難しすぎます.+(〃ノωノ)゚.+°―!! 

 

多分 右側の黄緑色の木が千利休お手植えと伝わる沙羅の樹です

 

★閑隠席(かんいんせき)の露地

 

露地からは沓脱石や 刀掛け 少しですが躙り口も見えました
面白かったのは井戸のつるべ落としの滑車が織部だったこと
 

 

入り口近いところに墓地がありました

ようやく利休のお墓に手を合わせることが出来て 気持ちがすっきりしました

ヾ(´Д`)ノ☆

 

お水の桶に今日庵と書いてありました

よくよく見ると井戸の近くに不審庵の桶もありました

きっと官休庵のもあるんでしょうね

 

三好長慶のお墓参りも出来ました

不思議なお墓で墓石前に石の人形?のようなものが2体ありました

あれは何でしょう? ??*°□°*??

 

★三玄院

 

表千家の当番月は三玄院でも『在釜』となります

三玄院は写真が撮れないので せめて入り口だけでもと思っているところを

Fさんが写してくれていました (σ≧∀≦)σ

三玄院は石田三成のお墓があるので有名ですが

もう一つ

長谷川等伯が紋のついた唐紙の襖に 

住職が留守の時に勝手に画をかいたというエピソード

それにたがわぬよう どのお部屋も桐の紋紙の襖に墨で鷺などが描かれていました

本物は明治の廃仏毀釈の際に流出したそうなので レプリカでしょうか

 

三玄院ではお茶を2服頂きました

お菓子は松屋藤兵衛 銘『あやめ』 濃い赤紫色の御菓子でした

お茶を続いて持ってきてくれたので お干菓子は持ち帰りました

最後に本堂におまいりをしました

利休居士だけ 座り姿で描かれ その下に

小庵・宗旦・江岑宗左と歴代の表千家の家元のお名前が書かれていました

 

利休居士は現代まで脈々と繋がっているんだな~と

改めて実感できた瞬間でした  ♪d(´▽`)b♪

 

ご一緒してくださった Kさん Fさん Sさん ありがとうございました

これからも色々なことを教えてくださいね

お会いできて凄く嬉しかったです (((o(´∀`)o)))