西陣 興聖寺は感動の連続 (@⌒ο⌒@)b

西陣 興聖寺は正直に言って名前も場所も知らないお寺でした

でも行って見てビックリ w|;゚ロ゚|w

どれもコレも素晴らしいんです (((o(´∀`)o)))

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武将茶人・古田織部ゆかりの禅寺が

京の冬の旅でなんと40年ぶりの公開なんですって

行かなくっちゃ C= C= C= ┌(^v^)┘テクテク

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堀川通に面していて本法寺にも近いこんなに大きなお寺が

どうして今まで目に入らなかったのかしら !!(゚ロ゚屮)屮

 

興聖寺桃山時代から江戸時代へと移り変わる最中の1603年に
古田織部が虚応円耳禅師を開山として創建しました

江戸時代には後陽成上皇後水尾天皇勅願寺になったんですって

 

古田織部と言えば 私には 藪内家の茶室=燕庵 織部焼きしか思い浮かびませんが

お寺も作っていたのね そのうえ織部も自刃したんだ {{{{(+_+)}}}}

戦国時代って恐ろしい ヾ(≧ω≦)ノ

このお寺に織部のお墓があります

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チョット早く来すぎたかしら  。゚(゚^Д^゚)゚。

10時きっかりに開門です 予約時間はまだ先ですが どうぞと言って頂きました

門が開くと正面には本堂が

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お花が咲くころはさぞかし綺麗でしょうね

普段は非公開というのが残念です (゚д゚)(。_。)ウン!

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瓦の置き方もリズミカルで楽し気です

 

★屋根の龍神

右側から建物に入りましたが ここで絶句 ヾ(´Д`)ノ☆ 素晴らしい♪♪

何という美しさでしょう こんなのは見たことがありません

まじ 初めてです 屋根の上に・・・誰??

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どなたですか? 頭に龍を載せています

両手を差し出し 衣が風にたなびいています 女性でしょうか?

頭の上の龍が気にかかりすぎます (頭の上の帽子みたいなのは龍頭です)

あれ? 両側にも大きな竜が頭をもたげて屋根に沿って寝そべっています

左右ともに とても長くて屋根の先まで龍の身体が続いています (@⌒ο⌒@)b

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波がしらの向こうに 玉をギュッとつかんでいる龍の爪もよくわかります

お寺の皆さんにお尋ねしましたが 龍神様ですとしかわかりませんでした

誰でしょう 気になりますよね 分かってもどうせ知らない人なんですが

特定できないと余計に気になるわ~ 

例えば善女竜王とか言ってほしい щ(`∀´)ш

 

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この向こうが本堂です

 

★本堂の雲龍図・釈迦三尊・達磨像

本堂(元の仏殿)は1689年(元禄2年)の建立

その他の建造物は1788年の天明の大火で焼失した後に再建されたものです

 

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この写真は 京の冬の旅 からお借りしました

 

何といっても天井の龍が素晴らしいんです

作者は不明ですが 龍のお顔がイケメンです 大好きな探幽の龍とお顔が似ています

(((o(´∀`)o)))

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この写真は 京の冬の旅 からお借りしました

ご本尊は釈迦如来 左右の文殊菩薩普賢菩薩が真っ白で

特に髪型がお団子4つで今風で愛らしいです (@⌒ο⌒@)b

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この写真は 京の冬の旅 からお借りしました

 

左側に藤堂高虎の寄進と伝わる達磨像が安置されていましたが

やはり 金色の大きなイヤリングを付けていました

何処のだるまさんも金色のイヤリングをしているということは

本物の達磨大師も大きなイヤリングをしていたのでしょうね

イヤリングは装飾品にはならないのかしら ( ●´艸`)

★方丈

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方丈の襖は杏橋幹彦氏の写真『青波の襖』です

フィジーの海中なんですって

潜って海面を見上げた時の光の感じですよね~

これを見て 長く海に入っていないことに気づきました 

泳ぎたいな~ o(*^▽^*)o

 

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天井には春夏秋冬の画がありました

 

一切経

興聖寺に所蔵される一切経は慶長年中 開山虚応円耳(1559-1619)の時代に

洛南の海住山寺京都府木津川市瓶原恭仁京)より伝来した

解脱房貞慶ゆかりの平安古写経です 欠けている巻がほとんどない貴重なものですって

レプリカではなく本物です  写真OKでした

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この文字も面白かった

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フフフ 摩訶不思議な感じがするけれど 読めるよね 仏説摩訶般若波羅蜜多心経

 

★降り蹲踞(おりつくばい)

地面を深く大きく掘り下げ螺旋状の石段を降りた先に手水鉢を据えた

「降り蹲踞(つくばい)」です

上賀茂の社家にも 降りて行って身を清めるところがありますが

こんなに大きいのははじめて見ました おまけに階段が2つもあります

 

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★茶室「雲了庵」

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この建物の中に茶室 雲了庵もあります 雲了庵は織部院号から名付けられました

織部の木造が2体祀られています 若々しく立派なお姿でした 

そしてお部屋の中には 醍醐棚逆バージョンがありました

写真は許可を頂きました

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どうでしょう 後ろの壁についていないところ

透かしの模様 棚の背もたれ部分 まったく逆の醍醐棚ですよね

見たとたんに見つけた感満載で 嬉しくてたまりませんでした (((o(´∀`)o)))

 

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江戸時代に作庭されたとされる庭園には 

屑屋型(くずやがた)石灯籠 があり目を引きました ヾ(〃^∇^)ノ

 

こんな素晴らしい印象的なお寺を拝見できて感動でした

このあと近くにある 鳴虎報恩寺(12年に一度の公開)に行きました

 

Tさんと おなか減ったね~と近くにある「蕎麦屋にこら」へ

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続いて ブライトンホテルに用があったので おやつにケーキも頂きました

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Tさん いつも勝手な拝観やランチにご一緒してくださって感謝です

ありがと~ね 美味しかったね~ また行きましょうね~ ヽ(。´Д`。)ノ