2024年 お正月 o(*^▽^*)o

みなさま あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

 

1日には能登半島地震が発生
2日には日航機の機体炎上


心の痛むことが立て続けに起こっています

被害にあわれたみなさま 心よりお見舞い申し上げます
元神戸っ子なのでどうしてもフラッシュバックしてしまいます

 

主人が大好きな妙心寺雲龍図をハンダゴテで描いてくれていたんです

結構大きいんですよ 数か月かかって出来上がりました

 

1日は雨模様でしたので2日になってからお墓参りと初詣

 

 

大好きなみたらし団子は外せません Ψ(`∀´)Ψ
その後 神泉苑に行ってきました

 

神泉苑

令和6年は 弘法大師御請雨から1200年となります

記念すべき甲辰(きのえたつ)歳なので 初の御開帳がありました

 

初という威力は凄いです 初開帳ですよ  ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

こんなに並んでいるのは初めて見ました

鳥居は御池通に面しているのですが 道路まで列がはみ出ています

 

毘沙門天 初御開帳

本堂というので善女竜王社かと思っていたら不動堂と書かれているところが本堂でした

本堂 の名前は『利生殿』というようです

中の写真NGなのが残念

写してはいけませんが この状態でも写ってしまってる .+(〃ノωノ)゚.+°―!!  ゴメン

鈴緒の右の黒い塊が ご本尊の聖観音です 

そのすぐ右が 大きな不動明王

鈴雄の左の黒い棒のように写っているのが 今回初の御開帳の

秘仏 毘沙門天像です

その左隣には僧侶の姿の像がありましたので 弘法大師像かもしれません

 

毘沙門天像は じっくり見るのにはちょっと遠いです

でも手に「宝塔」や沙悟浄が持っているような棒は見えました(名前は?)

お腹のあたりに「はらくい」がありそうな気もしました

頭の後ろに転法輪がありました

でも遠くてポスターほど詳しくは見えませんでした

ポスターだと鼻の下にお鬚があるみたいね

 

建物の屋根の巴蓋に龍が向かい合っていました
さすが善女竜王の住処です (゚д゚)(。_。)ウン!

 

増運弁財天 御開帳

何度もお参りしたことはあるのに 御開帳されているかどうか 

気にしたこともありませんでした

残念ながらこちらも撮影禁止です 。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。

とてもやさしいお顔をされていて 頭の上に鳥居が乗っています

鳥居の向こうに(つまり頭の上に)どなたかが乗っているのですが

鳥居が邪魔をして 何かがわかりません ↓↓↓ ポスターの拡大

 

鬼瓦?が面白かった

ナマズ? 池だから? お鬚が笑っているお口に見えました ( ●´艸`)

 

★善女龍王

やっぱり神泉苑といえばこの景色よね~

 

法成就池にかかる 成就橋 奇麗ね~

この橋は 願い事を一つだけ念じながら渡り 

善女龍王社に参詣すると願い事が叶うと言われています

 

↓↓↓ 拝殿

↓↓↓ 善女龍王

 


恵方

祭神は歳徳神(としとくじん)

毎年大晦日の夜10時半に翌年の恵方に祠の向きを変えます

今年の恵方は寅卯(東北東)です

 

お正月は普段は入れない 神泉苑の周りのお庭を一周できました

ツバキのお花が沢山咲いていて とっても綺麗

東北角に鐘楼がありました 本当は除夜の鐘を撞きに行きたかったんですが

雨と地下鉄バスの終夜運航無で 無念でした

 

地下鉄の駅から神泉苑の途中にある縄屋さんが昔から大好きです(見てるだけ)

 

見所満載で 楽しめた神泉苑でした

皆さま 今年もよろしくお願いいたします  (((o(´∀`)o)))

 



 

ここから後は私の覚書なのでスルーしてください

 

神泉苑と言えば 大きな出来事が4つ(?)

● 空海と守敏の降雨対決 ドラマチックよね~ (((o(´∀`)o)))

干ばつに悩む嵯峨天皇の勅命で東寺の空海と西寺の守敏が祈雨の法力競いを行いました
まず守敏が雨を降らせることに成功 続いて空海が祈るが雨は降りませんでした

怪しんだ空海が法力を使って調べてみると 守敏があらゆる雨の神(龍神)を法力で水瓶の中に封じていることが判明したのです

空海は探しに探して天竺の無熱池に善女龍王がまだいることを知り 善女龍王に祈ったところ黒雲が湧き起こって雨が降ったのです

守敏の雨は都にしか降らなかったのに対し 空海の雨は3日間にわたって国中に雨を降らせ国土を潤したのです
これ以降 神泉苑の池の水は枯れたことがありません 空海も東寺もどんどん大きくなっていきました

 

● 義経静御前の出会い

これも大日照り時 100人の僧侶が祈っても雨は降りませんでした

その後99人の白拍子の舞も届きませんでしたが100人目の静御前が舞い始めると

雨が降り出したのです 後白河法皇静御前に「日本一」の称号を与えました

この時 静御前義経に見初められ側室となりました 

今でも神泉苑祭には静御前の舞が行われています  (((o(´∀`)o)))

● 祇園祭の始まり

疫病の流行により朝廷は863年(貞観5年)神泉苑で初の御霊会を行いました

全国の国の数を表す66本の矛を卜部日良麻呂が立て 

その矛に諸国の悪霊を移し宿らせることで諸国の穢れを祓い

神輿3基を送り薬師如来を本地とする牛頭天王を祀り御霊会を執り行いました

この869年(貞観11年)の御霊会が祇園祭の起源とされています

清和天皇の時代よね あちらこちらで大活躍ね~ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!

 

● 御池通

この池があるので 神泉苑の前の通りは御池通りという名前です