清水寺 青瀧会 o(*^▽^*)o

むか〜し昔のその昔 1200年以上も前のこと
桓武天皇が京都に都を作ろうと決心されたのは
京都が四神相応の地だったから… o(*^▽^*)o


北の玄武は船岡山 南の朱雀は巨椋池 西の白虎は山陰道
そして 東の青龍は鴨川


青龍の地にある清水寺には
観音さまの化身である龍が音羽の瀧に夜ごと飛来して水を飲む
という伝承があります
また 奥の院南脇堂に祀られている夜叉神は
この青龍の地と御本尊を守り 
人々の悪縁を断ち良縁を結びなおす神として信仰されてきました
その二つが結びついて青龍会が始まったのです


行ってみたかった青龍会 今年は土日 やった〜 ┗|*`0´*|┛
雨も今 上がったばかり
これなら龍も降りてきてくれるよ きっと




獅子と狛犬ではない、獅子と獅子の清水寺に着きました
フフフ どっちもお口を大きく開けた 阿形の獅子同士です
( ●´艸`) 面白いね〜



さあ、西門からほら貝を吹きながら『 転法衆 』が降りてきました
数段ずつ降りては ほら貝を吹きます
見ていてとっても奇麗です
洗練されたショーを見ているようです



次に降りてくるのは『 四天王 』です
持国天増長天広目天多聞天の四天王
行道で青龍を守護します
四天王はそれぞれが順番に大声で何かを唱えているんですが
周りが騒がしくって聞き取れず残念 (;Α´∀`)


四天王の装束もカッコいいね Ψ(`∀´)Ψ
普段は仏像の四天王しか見ていないけど
ヘルメットの下の目の周りを保護しているところもカッコいいし
鎧にオレンジ色も強そうに見えるわ〜
あっ 錫杖 持ってはる




四天王の次に現れたのは『 十六善神 』です
16人いらっしゃるので次々と現れます


十六善神は経典・大般若経を守護する十六体の神々です
「南無観世音菩薩」を唱えます
清水寺の御本尊は千手観音様だものね




ま〜 なんて素敵なんでしょう ヾ(´Д`)ノ☆
『 夜叉神 』は人々の幸運を祈り
厄除、招福を祈願する観音加持を司ります
この細い棒で、お水をみんなに振りかけてくれるんです



『 会 奉行(えぶぎょう) 』が現れました
法会の儀式一切を統括し指揮を執ります
杖の先には龍の頭が付いています


誰かに似てるな〜 あっ、内田裕也さんに似ていらっしゃいませんか
( ◎´艸`)



こうやって並ぶと まるで映画の中に入り込んだよう ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!


龍が降りてきました 勇ましい掛け声をかけながら動き回ります



階段下まで降りた龍は、ポーズをとりながら練り歩きます
そして『 夜叉神 』は観客に観音加持をしてくださいます


三十三間堂の柳のお加持と同じような感じです
そういえば上賀茂神社のお田植祭で
権禰宜の藤木さんも同じようなことをしていらっしゃったな〜




さあ、こっちに来るよ


ブオー ブォー と聞こえます


杖の先の龍がギリギリ写ってるわ


お加持のお水をかけていただきました 嬉しい〜


四天王が続きます
今 気付きましたが、四天王はそれぞれ鎧も兜も着物も違うのね
当たり前かもしれないけれど…(σ≧∀≦)σ


龍が来ました


どうしてこの龍が見たかったのかというと…

龍の模様は すべてお経の文字で出来ているんです


凄いな〜 !!w(゚o゚*)w


龍の後ろは やはり四天王が守っています
そして、兜は何と 竹で編まれているんです


凄いね〜 カッコいいね〜 お洒落すぎます



一番後ろは十六善神が付いていきます



面白かったのは 門前町のお店の中一軒一軒に
ウォ〜と言いながら龍が勢いをつけて駆け込んでいくことでした
お土産買ってる人 キットびっくりしてるよね  w|;゚ロ゚|w


グルっとめぐって帰ってきたときは 仁王門から入ってきました











新しいお祭りとはいえ、決まりすぎていますよね
それもそのはず
青龍・装束デザイン奉納:ワダ エミ


そりゃあ素晴らしいはずです
ワダ エミさんは京都府出身の衣装デザイナー
★1985年『乱』(黒澤明)の衣裳デザインによりアカデミー賞(衣裳デザイン賞)を受賞
★2007年 女性初の織部賞グランプリを受賞
そして和田 勉さんの奥さまですよ〜 ヾ(´Д`)ノ☆


青龍・装束には京都の伝統工芸職人の技と心が結集しており
それらは各種職人の方々ほか多くの方々のご協力、ご奉納によるものです
と青龍会のサイトに書かれてありました
職人の皆さん 心からありがとう ヾ(´Д`)ノ☆