★ 阿弥陀寺の 信長忌
コロナのせいで中止だと思っていた信長忌が開催されると教えていただき
急いで阿弥陀寺へ C= C= C= ┌(;・_・)┘
お天気に恵まれました 寺町通に面しているので ずらりとお寺が並んでいます
今日は信長忌 つまり本能寺の変が起こった日です
大河ドラマでも盛り上がっていますが、日本史の謎中の謎
歴史音痴の私でも これだけは興味があります ( ◎´艸`)
本堂は3つのお部屋になっていて真ん中はもちろん阿弥陀如来・法然上人・善導大師
向かって左側のお部屋の中央に信長公の像・・・WIKIPEDIAの画像とそっくりのお顔
左に織田信忠像・・・やっぱり若いお顔で信長より少し優しげでした
右に織田信弘像・・・信長とあまり似ていない
前に蘭丸たちの位牌がありました
説明のプリントの写真です 信弘像とお鼻のあたりがそっくりでした
本堂でご住職が丁寧に説明をしてくださいました
実は通りかかりの僧などではなく、織田家で信長たちと一緒に育ち、
織田家の庇護にて僧となり、信長は京における織田家菩提寺として阿弥陀寺を整備し、また、正親町帝の信頼篤く、東大寺再建の勧進職に任じられた高僧なんですって
ビックリでした !!(゚ロ゚屮)屮
清玉上人が僧になるということは、織田家から4人はおつきが付きます
護衛・荷物持ち・選択や食事など身の回りの世話をする人など男女2人ずつ・・・
おつきの人が定期的に交代するので、その時に天皇の書などを信長に橋渡ししていたであろう
だから信長が足利義昭を将軍として擁して上洛し、第15代将軍に就任させられたのは
前もって天皇とのやり取りがあったからだ・・・というようなお話を伺い
なるほどな~ と聞き入りました (゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン
たくさんの書簡も残っていて
光秀の書には 明智十兵衛 光秀 と書かれていて
秀吉は 木下藤吉郎 そのあとは 文字が達筆すぎてわからない
東大寺に毎月一人につき一文を寄付するという内容もあったそうです
一文が今の額で100円だとすると 100万人だとしても
毎月1億円の寄付が東大寺に行き これが12年も続いたそうです
そのお礼として
東大寺正倉院に収蔵されている香木である蘭奢待を切り取ってくれたとか
w|;゚ロ゚|w
信長が蘭奢待を勝手に切り取ったんだ なんて不埒なやつなんだ・・・
と思っていたのは 間違いだったのね w( ▼o▼ )w
いろんなお話を伺えて 良かったな~ (人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
お供えも綺麗でした
白 ピンク 緑のお餅?お菓子?がきれいに斜めのラインを描いて積み重なっているのはなんていうのかしら
本能寺・二条城において討死した織田家臣の暮石・供養塔が並び祀られています
信長公はじめ命を落とした皆さん どうか 安らかに眠ってくださいね
★ 福知山市の官民連携組織「福知山光秀プロジェクト推進協議会」は、
2020年1月11日に、明智光秀が築いた福知山城のふもとに「福知山光秀ミュージアム」を開館しました。
「本能寺の変 原因説50 総選挙」(略して#HNG50)は、参加者が本能寺の変の原因といわれる全50説の中から“推し説”を投票し、
6月2日の早朝【本能寺の変の日時】に総選挙の結果が発表されます
面白かった「本能寺の変 原因説50 総選挙」のチャート
私も投票しました (((o(´∀`)o)))
★ 結果発表
1位 暴君討伐説(信長非道説)は、明智光秀が織田信長の残虐な行為を許せず正義のために討ったとする説。
2位 秀吉黒幕説(2513票)
3位 怨恨(えんこん)説(1866票)
暴君討伐説の投票者からは「光秀は義の人。私利私欲の謀反ではない」などの声が寄せられた。
信長忌と光琳の命日が同じというのも驚いたのですが
なんと 光琳と乾山の命日も同じだなんて !!w(゚o゚*)w
門をくぐるとすぐにお墓が目に飛び込みます
今日 泉妙院を訪れたのは
お墓参りをすることだけではなく 特別の一日だったから
普段は非公開ですが、今日のお命日に合わせて新しく出来上がった襖絵の双竜図を見せていただけるんです 龍好きにとっては なんと嬉しいことでしょう
ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
建物の二階が本堂です
写真OKの許可を頂きました
なんと この画は下書きなしで 一日半で仕上げたそうです
勢いのある竜ですが、怖い感じは受けずに温かさがあって、空を見上げる気持ちの良い竜です ヾ(´Д`)ノ☆
この奥がご本尊があるのですが ふすまを開けてくださいました
天井にもきれいな画が・・・ 檀家さんが描いてくださったそうです
京都新聞の写真です 作家の福井安紀さんとご住職
京都新聞の内容
江戸時代中期を代表する絵師の尾形光琳・乾山兄弟ゆかりの寺として知られる京都市上京区の泉妙院本堂に、双竜のふすま絵が完成した。新型コロナウイルスを竜に洗い流してもらいたいという思いを込め、江戸期の絵師にあこがれる画家が筆を振った。
描いたのは、京都の町絵師を名乗る福井安紀さん(49)=京都府宇治市。依頼者から注文を受け、ふすまなどに絵を描く活動を行っている。
双竜図は、黒の水性塗料を用いて濃淡をつけることで、本堂の6枚のふすまに2頭の竜を描いた。構図は尾形光琳の代表作「紅白梅図屏風(びょうぶ)」をオマージュ。左右の竜の体は梅の木にならい、光琳独特の水紋も表現した。ふすまの奥には本尊があり、絵の真ん中に空白を作ることでその存在感も演出したという。
尾形家の菩提(ぼだい)寺である泉妙院は21年の間、寺を閉めていたが、住職の小野惠大さん(61)が昨年再開。妻の佳代子さん(55)が、再開の記念となるものを探していたところ、たまたま立ち寄ったギャラリーで福井さんが主宰する「ふすま絵プロジェクト」の存在を知った。ウイルスの影響で暗い雰囲気に包まれる中、エネルギーのあるものを描いてほしいと即座に依頼したという。
小野住職は「水の神である竜にコロナ禍を清めてもらうよう祈念した」と話す。コロナの影響で現在は開放していないが、6月2日の光琳の命日には公開を予定している。
お土産に鎌餅を買いました
鎌餅 【大黒屋鎌餅本舗】
「福」を刈り取る鎌の形をした飾り気のない素朴な御菓子です
手づくりのこし餡の上品な甘みと、柔らかくコシのある餅の食感はまさに格別
ひとつひとつ「折ぎ(へぎ)」に巻いた風情ある御鎌餅です
と、お店のサイトに書かれていますが、その通りで美味しかったわ~
今時、「折ぎ(へぎ)」に包まれているものって、なかなか無いですよね
お饅頭の底に小さいのが付いているくらいです
コロナさえなかったら 6月末からしばらくバカンスに行くつもりでした
だから 自撮り棒を買ったのです
いつか行けるかもしれないバカンスのために 練習しておこう (σ≧∀≦)σ
今日も楽しい一日でした
どちらも才蔵さんに教えていただいたからタイムリーに行くことができました
ありがとうございます ♪d(´▽`)b♪