ゴールデンウイーク、どこに行こうかな〜って
非公開寺院特別公開を探してみると
『清浄華院』 あれれ、うちのお寺じゃないの(゚_。)?
チャリンコε=ε=ε=ε=ε=(o゜―゜)oチャリチャリン!!
『清浄華院(しょうじょうけいん)』 は御所の隣にあり、
天皇家のお墓も沢山あるお寺なので
国宝も多いと聞いていましたが見るのは初めてよ♪
★ ネコやクジラまで書かれている大涅槃図 v(@∀@)vィェ〜ィ
お釈迦様がお倒れになられた時、
天のお母様の摩耶夫人が天からお薬を投げられましたが、
沙羅双樹の樹に引っかかり、届きませんでした。
そこで、その場にいたねずみが樹に登って薬をとろうとしましたが
近くにいたネコが思わず手を出してしまい、
そのため薬は間に合わず、お釈迦様は亡くなってしまった・・・
そんなことからネコは涅槃図には描かれていないのですが
なんと、清浄華院の涅槃図には下段中央にネコがいるばかりか
珍しい海の生物、クジラ、鯛、イカ、タコまでいます。!!(゚ロ゚屮)屮
それは見ごたえのある、見飽きない一枚でした。
筆者は海北友賢で真如堂の涅槃図の作者でもあり、
両方の涅槃図には共通点も多いらしい。
今度は真如堂のも見に行かなくっちゃ ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
★ 阿弥陀三尊像 (σ´∀`)σ
ぱっと見た瞬間から、普通とは違っています。
どこが違うって・・・見た感じ〜 (●´艸`)
お顔はおだやかで、それは美しいのです。
真ん中の阿弥陀様は普通に座禅のように
お座りになっていらっしゃいますが
両脇の観音菩薩と勢至菩薩様がコッチに倒れてきそう !!(゚ロ゚屮)屮
正座で膝を開いた形で前かがみなんです!
つま先を立てて、お尻が浮いていそうです。
尋ねてみると、これは大和座りと言って、
すぐに人々を助けに行ける形だそうです。
すご━━+∴゜ヽ(´∀`)ノ゜∴+ ━━ぃ
大和座りとは正座の状態からつま先を立てて、背筋を伸ばす。
跪坐の状態からは膝行でいろいろな動きに展開できます。
阿弥陀様はみんなを助けてくださる仏様だからね〜
なるほど〜 (゚д゚)(。_。)ウン!
★ 秋葉権現立像
この像は小さいながらも、
たぶん、どこから眺めても均整がとれている美しい像でした。
サイコ━+゜*。:゜+(人*´∀`)+゜:。*゜+.━━!!
たとえは変かもしれませんが、
假屋崎省吾さんのお花と同じようなイメージです。
お不動様のように、火炎を伴っています。
普通、火炎といったら、お不動様の背中の位置に平面的で、
メラメラとくりぬきのようになっている物が多いけれど、
これはとても立体的で、
火炎が火の鳥になっていて、
ちゃんとオメメもくちばしも付いていてキュートなんです。
*:.。*(●´∀`)八(´∀`●)*。:*・'
素晴らしい! 心からひきつけられる像でした。
ネックレスのような飾り物もとても美しく、細やかです。
★ なんと、ゾウがやって来ていた♪
・享保十四年(1730)日鑑(ゾウ入洛)と
お寺の日記に絵入りで書かれてありました。
はじめてみるゾウには、度肝を抜かされたでしょうね〜 (●´艸`)
★ お墓
いつも行って気が付きませんでした。
天皇の皇女皇子さまが多いのですが、
後水尾天皇、何でこんなに子供が多いの!って
突っ込みたくなるくらい・・・
天皇家のお墓はちゃんと菊のご紋章が付いていて、
門扉もあるのですが
天皇のご母堂ともなると、別に白壁に囲まれた場所で、
私達は入れません。
うちのお墓と同じ場所なんですが宮内庁管轄、
お寺のご住職も滅多には立ち入らないというお話でした。
┐( -"-)┌
清浄華院には国宝がいっぱいあるのです。
次回の秋には違う展示です。
楽しみなような、今回の物は見れないので残念なような・・・
『十二段屋』 息子と美味しいものを食べに行ってきました♪
十二段屋は祇園の花見小路にあるお店で、
日本で一番初めにしゃぶしゃぶを始めたところです。
お部屋には民芸の巨匠、河井寛次郎、浜田庄司、棟方志功等の
作品が飾ってある!というよりお部屋がそのまま芸術作品なんです。
ウレシ━━━━。+゜ヾ(o゜∀゜o)ノ。+゜━━━━ィイ!!
棟方志功さんなどは、ふすまだけでなく壁にも直に書かれていて、
このお店が、当時の芸術家に愛されていたんだな〜と
感慨深くなってしまいます。
この絵の迫力はどうでしょうか!
普通なら国立博物館で硝子越しで近くに寄らないで下さいなんて
注意を受けるような作品のすぐ横でお食事できるなんて・・・
幸せだな〜
私はすき焼き弁当、
息子はシャキシャキサラダと塩焼き牛肉弁当
ああ、美味しかった〜 ごちそうさま〜 ヾ(●⌒∇⌒●)ノ