大神神社と書いておおみわじんじゃ
唯一無二の『三つ鳥居』があります
蚕ノ社の三つ鳥居は三角柱のような形になってましたが
大神神社の三つ鳥居は 横並びです
日本神話に記される創建の由諸や
大和朝廷創始から存在する理由などから
「日本最古の神社」といわれています。
嬉しいことに、ボッチャン1号も一緒なのだ ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
三輪山そのものを神体(神体山)として成立した神社であり、
今日でも本殿をもたず、
拝殿から三輪山自体を神体として仰ぎ見る古神道
(原始神道)の形態を残しています。
我が家の近くの上賀茂神社も、
本殿越しにその向こうにあるご神体の神山を仰ぎ見るので
親しみが湧くような…♪
大神神社の神様については
『古事記』や『日本書紀』に書かれています♪
なんて古い時代からある神社なんだろうと
驚きますよね〜 (;;;;;;゚Д゚;;;)
大国主神(大己貴神)は少彦名神とともに国造りをしていたが、
国造りなかばにして少彦名神は常世に帰ってしまった。
大国主神が
「この後どうやって一人で国造りをすれば良いのだ」と言うと、
海原を照らして神が出現した。
その神は大国主の幸魂奇魂(和魂)であり、
大和国の東の山の上に祀れば国作りに協力すると言った。
不思議よね〜
三輪山の神様の『大物主神』というのは
実は『大国主神』の霊魂の中の一部の
幸魂と奇魂だなんて(゚_。)?
『大国主神』のなかの優しく平和的な側面が
『大物主神』になっているのです。
私は理解するのにかなりの時間がかかりました^^;
摂末社もたくさんあるのですが
ここでのメインイベントはやはり
拝殿の奥にある唯一無二の三つ鳥居だよね♪
拝殿から、三輪山を拝む形になりますが
常世 と 現世 の境界に三つ鳥居があるのです
残念ながら拝殿からは三つ鳥居が見れません o( _ _ )o ショボーン
「お母さん、ここに申し出れば見学できるって書いてあるよ♪」
さすが我が息子、
良くぞそんなにスミに小さく書いてある文字を見つけたね
+.。ヾ(嬉'v`嬉)ノ+.。゜
そこで申し出てみました。
なんと無料です ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
神官さんが、案内してくださいました。
拝殿とは廊下でつながっているのですが、
廊下の途中で、手水をとり、身を清めます。
そのあと、私とボッチャンの2人だけのために
祝詞を上げ 幣でお払いをしていただきました。
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノヤッタゼ!!
さあ、いよいよ三つ鳥居です。 ドキドキ♪
三つ鳥居は拝殿のすぐ後ろにありますので
私たちは鳥居の斜め前から見せていただきました。
写真で見た通りの形です。
上のラインが屋根より下くらいの高さです。
鳥居の上に屋根もあります。
鳥居の脇には瑞垣が続いています。
ここが結界だと思うと、ちょっと緊張しました。
(゚д゚)(。_。)ウン!
明神型鳥居を三つ組み合わせた、
一名「三輪鳥居(みわとりい)」とも言われる独特の鳥居です。
いつ頃どのようにして、この形式が出来たのかは不明で、
神社の記録にも
「古来、一社の神秘なり」と記されているだけです。
正面の高さは3.6m 左右の長さは2.6m
左右には、長さ16間の瑞垣(みずがき)が設けられ、
ご祭神とゆかり深い動物、花鳥など、
すぐれた木彫りの欄間がはめ込まれています。
驚いたのは、真ん中の鳥居に御簾がかかっていることです。
その御簾の向こうには、なんと扉がついているのです。
お尋ねすると、観音開きになっているそうです。!!(゚ロ゚屮)屮
この扉は神様だけがお通りする扉なので
人間は決してくぐってはいけないそうです。
神官さんでも、この結界の向こうに行く場合は、
別の場所からグルッと回ってお山に入るそうです。
一年に一度、お正月だけこの鳥居をくぐるものがあります。
(σ゚∀゚)σ それは松明の火です。
その場合も、山の中で火を起こし
その火を山から拝殿側の三つ鳥居に差し入れ、
拝殿側からは、三つ鳥居の真ん中から
松明の火だけを移すようです。
(◎゚Д゚))ノ
三つ鳥居の前には、大きく長い台があり、
お雛様のお道具のような、綺麗な器が並んでいました。
朝晩、神様に食べ物をお供えする台です。
お米、お酒、野菜、お魚などを毎回お供えします。
お魚は腐るので夏場は干物にするようです。
まさか見せていただけるとは思っていなかったので
ちょっと舞い上がって、何を尋ねたらよいのか・・・
そのわりにはアレコレ質問しまくって
もう大満足 +。*(o‘v゜o)*。+