1000本 本当にくっついてる千手観音 寿宝寺 w|;゚ロ゚|w

京都史跡ガイドボランティア協会の史跡ウォークに参加して

今日も とっても美しい仏様に逢えました

なんと本当に1000本の手を持っている十一面千手千眼観音立像です  w|;゚ロ゚|w

 

それだけではなく 昼のお顔と 夜のお顔が全く違って見えるんです

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普通 千手観音と言うと 沢山の手が付いていますが

たいていは 42本の手を持たれていて 

2本は正面で合掌し 残りの40本に関しては

1本の手で25本分の役割を果たしているって 

チョット丸め込まれているような・・・

 

ところが ここ寿宝寺の観音様は本当に1000本の手があるんです o(*^▽^*)o

本当に1000本の手を持っている千手観音は日本に3体しかないんですって

 

場所は近鉄三山木駅の近くです

寿宝寺は慶雲元年 (なんと奈良時代よりも前の飛鳥時代です)

文武天皇の時代に創建されたと伝えられます

 

古くは七堂伽藍の備わった大きなお寺でしたが木津川の氾濫により現在地に移転

明治維新の時に近隣の寺々を合併して現在に至るそうです

重要文化財十一面千手千眼観音様はこの観音堂の中にいらっしゃいました
息をのむ美しさです

 

平安時代後期に作られた像高180センチの檜材一木造り

左右には20本の大脇手があり様々なお道具を持っています

その前に小脇手があり パーの形に手を広げ 扇状に配置されています

そのパーの掌一つ一つにすべて 縦に目玉が墨で描かれています

 

★昼間のお顔 (扉を開けている時)

写真は 観光庁 南山城の古寺巡礼のサイトよりお借りしました

 

美しいお顔はなめらかで

両目とも開き気味の半眼ですが 黒目の位置がはっきりと見えています

力強い眼です

唇は厚め 上唇の刻みもはっきりし 上下ともに紅色がしっかり残っています

あごは小さく丸みを帯びて少し突き出し わずかに二重あごになっています

意志を持つはっきりしてお顔立ちです

 

★夜のお顔 (扉を閉めた時)

ゆっくりと入り口の扉が閉めて行かれると だんだんと暗い夜になり・・・

当たり前ですが あたりが暗くなるので細かいところが消え去ります

眼は黒目などはどこか分からず 伏目で穏やかな眼差しになります

唇の色も消されて上唇は影だけになり 下唇だけが分かり優しい口元になります

アゴのラインは二重あごが全く見えずに お顔の輪郭だけが浮き出るので

お顔が一回り小さく見えます

つまり 優しくて包み込まれるような 慈悲深いお顔になりました

 

さあ 目をつむって想像してください どんなに魅力的なお姿か

(((o(´∀`)o)))

 

夜のお顔になってから もう一度ゆっくりと扉を開けて

昼間のお顔を見せてくださいました

こんな経験が出来るなんて ヾ(´Д`)ノ☆ 最高です

 



★人生初ガスト

お昼に 海の幸のパスタ頂きました 

美味しかったよ~ (@⌒ο⌒@)b

 

この前も後もたくさんのところに行ったのですが 

観音様の印象が消えないうちに 思い出しながら m(。v_v。)m

 

ご一緒していただいた皆さま Mさん Iさん Kさん ありがとうございました

本日21000歩超 よく歩きまわりましたね~ (((o(´∀`)o)))