神護寺の五大虚空蔵菩薩様に逢えました ヽ(。´Д`。)ノ

神護寺の五大虚空蔵菩薩像公開♪♪

最終日に思い切って行って見ました

市バス一日券で ε=ε=ε=((((o^ー^)o ブ-ン!!

 

自宅 ⇔ 京都駅 ⇔ 高尾(神護寺)が市バス一日券で行けるのは嬉しいかも

時間がかかるけど 読みたい本もあるからちょうどいいわ ヾ(´Д`)ノ☆

 

バスを降りると 爽やかな若緑と山ツツジがお出迎えしてくれました

 

川を渡るとこの景色 紅葉の頃に人が押し寄せるのがわかります

 

さあ ここからは 階段階段 また階段 頂上までずっと階段 ε=ε=┏( >_<)┛



ヘロヘロになって到着~

仁王門は工事中でカバー付きでした 

青もみじが目に沁みます



神護寺

神護寺山号を高雄山 本尊は薬師如来 開基は和気清麻呂です

 

神護寺空海が東寺に入る前に 一時住した寺であり

最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど 日本仏教史上重要な寺院です

 

平安時代末には衰退していましたが 文覚が再興のため勧進を始めました

 

★金堂 国宝がたくさんありました(模倣ですが)


●ご本尊・薬師如来

薬師如来さまはとても特徴がありました あごが丸く飛び出しています 

日本人の顎では無い感じです 

そして 足が太い  。゚(゚^Д^゚)゚。 

足だけ見れば清凉寺式釈迦如来の足を太らせた感じです かなり印象深かったです

お一人だけ 厨子に入っていました

 

金堂の天井は織り上げ格天井になっていましたが 

こういった形式は真ん中の天井がさらに高くなっているし ご本尊は壁際なので 天井が低くなっているし・・・

それならお坊様が一番立派なことにならないのかしら

厨子の中を覗き込むと 天井は普通でした

 

灌頂歴名

最澄が最初だったのか 一僧 最澄(最の漢字が違っていて うかんむりの文字でした)

どちらかと言えばこの時代では最澄の方が位が上だったと思うのに 

空海から灌頂してもらうなんて密教をもっと深く知りたかったのね

 

●高尾曼荼羅・・・金剛界胎蔵界がある

「紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図(高雄曼荼羅)」は、淳和天皇の御願により

空海請来の両界曼荼羅に基づき 新たに紫綾に金銀泥を用いて描かれ

神護寺に納められました

密教絵画史の劈頭(へきとう)を飾り 空海在世中に制作された

現存唯一の両界曼荼羅として価値は極めて高いようです

平安時代後期に 仁和寺から蓮華王院の宝蔵そして高野山へと移動を繰り返し

文覚の尽力により神護寺に返還されました 文覚やるな~ o(*^▽^*)o

 

●絹本著色伝・源頼朝像、伝・平重盛像、伝・藤原光能(ふじわらのみつよし)像

三人目がなかなか覚えられません  。゚(゚^Д^゚)゚。

 

●「文覚上人四十五箇条起請文」国宝

 

NHK大河のサイトより

この写真のインパクトで 何とか覚えられないかしら

神護寺を中興した文覚上人が、元暦二年(1185)正月十九日に定めた四十五箇條にわたる起請文である。 はじめ後白河法皇源頼朝の助けによって神護寺が復興した経緯を述べ、「寺僧は一味同心の事」よりはじめて、専学修業・寺務の粛正・寺領の維持経営など寺内の者が遵守すべき規律を、微に入り細を穿ち列記している

 

それよりなにより 文覚って遠藤盛遠じゃあないの

袈裟御前に横恋慕してしまい 夫の源渡を殺すはずが大好きな袈裟御前を間違って殺してしまったという・・・ う~ん そんな感じやね (;Α´∀`)

 

多宝塔 五大虚空蔵菩薩像(国宝)

なぜかこんな幕が張られていました 多宝塔の上が見えません

 

これは入り口にあったポスターです

5人の虚空蔵菩薩さまは 空海の高弟・真済が平安時代に作ったもので

5人とも揃っているのは現存最古で貴重なものです

 

このポスターでは5人兄弟のように似ていますが もともとはみんな色が違います

左から 黄色・黒・白・赤・緑 となっています

実際に見たところではお顔に色がかなり残っていました

木心乾漆で作られているので線が柔らかです

お顔がそれぞれ違っています 私は赤菩薩様と黄色菩薩様にビビっと来ました

 

全員左手には同じものを持っていますが

右手にはそれそれの力を示す法具を持っていらっしゃいます

中心の白君は左手は印を結んでいるのですが 何か持っていたようで

その手の真下に とても小さい釘穴のようなものが空いているそうです

凝視したのですが 見えませんでした (;Α´∀`)

多宝塔が見えるところをグルグル歩いて探しました C= C= C= ┌(;・_・)┘

フフフ 同じことをしている人がいました やっぱりここよ ここ♪♪

 

フフフ 僅かですが亀腹が見えるのは ここだけかもしれません

水煙も美しい形でした ヾ(´Д`)ノ☆

 

三絶の鐘

鐘の表面に鋳出された長文の銘文は

文人橘広相が詞を 菅原是善(道真の父)が銘を作り

歌人で能書家でもあった藤原敏行が字を書いたもので

当代一流の文化人3人が関わっていることから「三絶の鐘」と言われています

あっ 後ろ側に撞木が見えてるよ !!w(゚o゚*)w

 

和気清麻呂墓所

和気清麻呂公って 

称徳天皇が寵愛していた道鏡皇位に就かせれば天下太平になるとかいう事件の時に

神託を確認するため和気清麻呂宇佐八幡宮へ赴かせ 神託を確認したらしいけど

神様が喋るわけはないし いったいどうやって清麻呂に伝えたのかしらね

清麻呂の遺志で あかん 嘘ですって言ったのかしら…o(;-_-;)o

 

★閼伽井

不思議な色の池に モリアオガエルの大きなタマゴ発見~ (((o(´∀`)o)))

 

おたまちゃん か いもりちゃんか どっちだろう ?(゜_。)? 可愛い~
微妙に尻尾のあたりが赤く感じるのでいもりちゃんか

 

護摩祈祷 明王

アチコチ歩きまわって そろそろ帰ろうかなと思っていると

明王堂で護摩焚きがあるのでいかがですかと僧侶に呼び止められた

護摩のお焚き上げの間中 右側で別の僧侶が太鼓を打ち鳴らし

般若心経を大きなお声で唱え 陶酔感のある儀式でした !!(゚ロ゚屮)屮

お焚き上げがおわると皆順番にお加持をしていただき

有難いな~という気持ちでいっぱいになりました

肩こりもスッと治った心地です ┗|*`0´*|┛

この文字は 7代目市川團十郎揮毫ですって







バスのお供は「等伯」でした まだ少し残ってます  。゚(゚^Д^゚)゚。

 

公開最終日に素晴らしい菩薩様を見ることが出来て

清々しい気持ちでいっぱいです

さあ 明日からもがんばろう Ψ(゚∀゚)Ψ