京の夏の旅 輪違屋とお誕生会 ヾ(´Д`)ノ☆

先日は『角屋』を見てきたので 今度は『輪違屋』へ

今年は新選組結成160年ということで 

輪違屋でも新選組とのつながりを教えてくださいました

 

★角屋は 『揚屋』 

今でいう高級料亭のような場所で もてなすだけの宴会場です 

泊まることはできません

 

輪違屋は 『置屋

舞妓さんたちを抱えているお店です

舞妓さんが寝泊まりし ここから揚屋に出向きます

 

置屋として創業当時の名は「養花楼」

お茶屋兼業は明治5年からですって

現在は太夫のみを抱え 太夫の教育の場であり

宴席の場としても営まれているそうです

 

★大門

島原の入り口です

 

輪違屋 

駒寄や格子窓 この雰囲気って時代劇そのままです

わ~ 軒灯と軒丸瓦にも『髙』の文字がならんでる 風情がありますね

『髙』の文字は 太夫道中の傘でおなじみ~ (゚д゚)(。_。)ウン!

 

 

★入り口から入ると

大のれんの向こう側は 見るだけならOK

覗いてみると走り庭になっていて 火袋があり台所です ヾ(〃^∇^)ノ

 

網代の戸はこの季節だからかしら ?(゜_。)? 

建具を季節で変えるって 雅ですが大変ですね (>人<;)

水色ののれんをくぐって奥へ進みます

 

今回一番気に入った部分です

廊下の補修も色々見ましたが こんな継ぎ目は初めてです

 

まるで新選組のだんだら羽織みたい  ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

 

★1階の最初のお部屋

襖に張っている色紙は 太夫が馴染みの客に出したお手紙ですって

 

天井の美しいこと チョンナでチョンチョンです  ヾ(〃^∇^)ノ

 

★一階 奥の部屋

写真は京都観光Naviからお借りしました

 

床の間に 吉野太夫の直筆の文字がかかってありました

 

金屏風の文字は 近藤勇の文字ですって

近藤勇が 角屋でもてなされていた時 輪違屋から出向いた芸舞妓に

この文字を託したそうです

屏風の後ろのガラス戸を開けると こんなお庭が現れます

右側にあるのは織部灯籠 

台座が無く 土に直接埋め込んであります

竿の上部が膨らみ ちょっと十字架にも見えます

下部には地蔵を彫りこんでいますが マリア灯籠とも言われています

 

右側にある灯籠の竿のようなものは 手水鉢ですって

 

★二階へ 階段の手すりは百日紅でした

 

★傘の間

写真は京都観光Naviからお借りしました

 

この模様は 本物の傘を張り付けているそうです ヾ(仰゚Д゚)ノスゴッ!!!
太夫道中でよくこの傘を見かけますよね

恥ずかしい話ですが ずっと高島屋のマークだと思っていました w( ▼o▼ )w

『髙』のマークは 輪違屋の御主人のお名前 髙橋さんからとっているそうです

 

髙が入っていない ちょっと小ぶりの傘は 常に中っている日除け傘ですって

 

★紅葉の間

写真は京都観光Naviからお借りしました

 

大きな写真が無いのが残念ですが

壁を造る時に本物の紅葉の葉を塗りこみ 乾いた後 紅葉の葉をとって

そこにリアルに彩色をしたんですって

よく見ると 葉っぱの部分は 壁面から少しくぼんでいます 

色も紅葉らしく様々な色合いで とっても素敵でした ヾ(´Д`)ノ☆

 

 

 

仲良しのTさんが お誕生会を開いてくれました


Tさん いつもありがとーね 

久しぶりにいっぱいおしゃべりも出来て楽しかったね~ すっきりしたね~

心に残る一日になりました  ヾ(´Д`)ノ☆