5月5日はくらべうま
これはいつものパターンなんですが、
菖蒲の根合せは行ったことがなかったの♪♪
私の想像では、長〜いひげ根まで掘り出して数メートルにして
それを比べるのかな〜って思っていたら
想像と実際は大違いでした(;Α´∀`)
菖蒲の根合せと競馬と何の関係があるの?(゜_。)?
って思うでしょ
それがアリアリなんよ!!w(゚o゚*)w
1000年ほど昔の平安時代、
5月に災害など縁起の悪いことが多かったので
まじないの為に荒々しい競馬が
宮中の武徳殿で行われていたんです
堀河天皇寛治7年に、宮中から外に移そうという話が持ち上がり
名乗りを上げたのが石清水八幡宮と上賀茂神社
どちらにしようか?
ってことで貴族の優雅なお遊び
菖蒲の根合せで判断することになったそうです
いざ勝負菖蒲〜
ってことで勝った上賀茂神社が
競馬を奉納することになったんです
ヾ(´Д`)ノ☆
競馬は今でも1000年前の平安時代の
正式な公式ルールが採用されています。
!!(゚ロ゚屮)屮
競馬をするといっても、これは神様に喜んでいただいて
世の中を平和にしていただこうという神事なので
神様にも見物していただかなくては
(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン
★頓宮遷御
当日早朝に本殿から
神様を境内の芝生の一等地の見物席に
御移りいただきます
これが頓宮遷御(とんぐうせんぎょ)
本殿から神様の御霊を
芝生のなかの竹矢来に囲まれた仮のお宿、
頓宮堂に御移り頂くのです
儀式関係者は頓宮堂の東にある馬場殿前で
頭を下げて遷御を見守ります
この間ずっと頭を下げているのでよくわかりませんが
頭を下げる前の遠景ではサカキに紙垂をつけたものに
乗り移られたのでは・・・
神官さんが何かを唱えた後
ウ〜〜〜とかウォ〜〜〜とかいう
お祈りの声を上げます
神様はここにいますというしるしに
鉾を5本立てています
★菖蒲の根合せ
乗尻は全員腰にショウブとヨモギをつけています
今日の対戦相手とペアーで神様の前に進み
邪気を払うショウブとヨモギを
頓宮堂の屋根に投げます屋根を葺きます
菖蒲とヨモギがくくりつけられているような・・・
二人が並んで、根の白い部分を内側にして
頭の上にかざして真ん中の白い部分を重ねあわせ
どちらが長いかを競います
比べた後は、交換して持ち帰ります
Ψ(゚∀゚)Ψ
青ネギの白い部分の比べっこみたいな感じです( ◎´艸`)
今は勝負をするというよりも儀式としてやっています
頓宮堂での勝負が終わると
全員本殿の方へ移動します
二の鳥居をくぐり、玉橋ではなく片岡橋を渡って本殿…
じゃなくって、
本殿・権殿は遷宮のため工事をしているからかしら…
本殿の前にあるお社で頓宮堂でしたこととまったく同じように
全員が菖蒲の根合わせを(^-^*)/
屋根を葺くのは最初の1組だけなのね
根合わせの跡は本殿へ…
あとは午後からの競馬会神事ね
ここに神様がいますという印の鉾5本ですが、
4本しか写っていないし、剣の先も写ってないw( ▼o▼ )w
これは有名だから人が大勢〜Ψ(`∀´)Ψ
審判はお二人が高い場所から判定します
2頭同時に走るのではなく
最初から1馬身の差をつけての出走なので
その距離が縮まったか離れたかで
勝ち負けが決まります
ε=ε=┏( >_<)┛
左方はオレンジの装束
右方は黒い装束です
1組目は古式にのっとり
左方が一人で走ります
この時馬は前を向いて走っているのに
乗尻は後ろを振り返って
どうだ、ついてこれるか!!
と走らなければならないので
とても技術がいるそうです
右方はそのあとを古式にのっとり
待て待て〜と前を向いて走ります
勝てば、『お勝ちでござる〜』と言って布が与えられるのですが
馬に乗ったままなので
ムチの先で頂き、その布を振り回します
(〃´∀`)/~~~面白いよ〜
試合が済むと勝者は頓宮堂に報告し競馬が終わります
馬場殿の東で記念撮影をした後
北神饌所でお疲れ様〜┗|*`0´*|┛
今回は初めて頓宮遷御と菖蒲の根合せを
じっくりとみることができて幸せいっぱいだ〜
ヾ(●⌒∇⌒●)ノ