京都の伏見は酒蔵がとても多く集まっていますが
その中の齊藤酒造さんが
土曜日限定で蔵見学をさせてくださいます。
齊藤酒造の特徴は
京都のお米「祝」を使ってお酒を作っていることです。
5年ほど前までは
全国でも有名な山田錦を使っていましたが
京都ブランドを意識して、「祝」に替えたそうです。
地元の物を使って製品を作るって、
今の時代にあってますよね♪
└(´∀`)┘゚+.ガンバレー!!! ゚.+:。
代表的なお酒は「英勲」
全国新酒鑑評会 14年連続で金賞受賞しています。
この記録は歴代1位だそうです。
*☆* (v´∀`v)...。oо○やったぁ
見学費用は300円。予約してね
http://www.eikun.com/
最初はビデオで、
酒つくりの様子を詳しく説明していただきます。
お米を洗うのも、品質を安定させるために
大勢が号令1つで水につけ、
洗い、引き上げる o(*⌒O⌒)bふぁいとっ!!
キビキビとした動作に、感動を覚えました
日本酒の菌を植え付ける作業や、
絞らずに、自身の重みでにじみ出てくるお酒ですら
最初のお酒と、後から出てくるお酒の違いがあることなど
思った以上に、繊細な管理をされていることに
酒造りにかける意気込みを感じました。
その後、いよいよ蔵見学
゚+。:.゚ドキ(((*〃゚艸゚))ドキ゚.:。+゚゚+o。
実際の作業場を見せていただくため
髪の毛はすっぽりと覆い隠し、
靴の上から、靴カバーをつけました。
本物の酒蔵を見せていただくので
絶対にスイッチなどはさわっちゃダメヨと念を押される^^;
フフフ、今までに火災報知機を押しちゃったり
消化器のボタンを押しちゃった経験あり
悲惨でした(▼へ▼メ)σ
最初は京都産の酒米「祝」!
粒が大きいんです
お酒は、お米の表面を削っていく度合いによって
味が変わって行きます
★ 吟醸酒は元のお米の精米歩合が60%以下。
つまり、40%が削り取られています
少量の醸造アルコールを加えています。
★ 純米吟醸酒
精米歩合60%以下(米の4割を削ったもの)。
原料は米・米麹のみ。
低温発酵の吟醸造りで、仕上がりはまろやかで、
やわらかい口当たりのものが多くあります。
★ 純米大吟醸酒
精米歩合は50%以下(米の半分を削ったもの)
35%まで削る蔵が多くあります。
原料は米と米麹のみ。
低温の吟醸造りで、上品な米のうまみと、
やさしい飲み口が楽しめます。
今日見学の英勲も
「祝」を35%まで削っています。
つまり、お米が3分の1程に小さくなっているので
元のお米の粒が大きくないと、
つぶれてしまうのだそうです。
スゴイデス英勲 (;;;;;;゚Д゚;;;)八☆パチパチパチ
★ 洗米機
5年前に導入されました。
純米大吟醸のお米を洗うことのできる機械で
日本での1号機だそうです。
酒米は、お米を吸わせすぎてもダメで
何秒かつけて、すぐに引き上げ、洗うのも秒単位で、
人間が大量のお米を一日中洗い続けるのは
大変だったそうです。
(゚д゚)(。_。)ウン! ソリャソウダ!
この機械が入るまでは
社員総出での洗米作業で、
いくら細心の注意を払っていても
半日もするとクタクタになってしまったと
お話されていました
★ 蒸す
★ 菌をつける
麹菌をつけるのは細心の心配りで
息も殺して作業するそうです。
作業場は室温30度
湿度70パーセント以上
ここに蒸米が入ったら、湿度100パーセント?
お部屋は、特別なドアで区切られ
温度湿度を保ちます。
大変な作業だなぁ〜
ちょっと食べさせていただくと
柔らかくってモチモチして甘かったよ
Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
このお米をカブセ蓋という杉の木で作った
浅い木箱に入れて、醗酵を待ちます。
醗酵の度合いを確かめるのは
専任者1人のみ。
味を決める、大切な仕事です!
実際の商品の樽も見せていただきましたが
醗酵するということは、樽の中は
二酸化炭素でいっぱい
「絶対に顔を突っ込まないように!死にます!」
と注意されました !!(゚ロ゚屮)屮
★ 絞る
★ 火入れして、醗酵の進行を止める
見学の後は、
7種類のお酒の試飲です♪
今年の受賞の純米大吟醸を最後に頂き
美味しかったなぁ〜
齊藤酒造様 ありがとうございました♪
近くにありました
坂本龍馬さんが避難した材木小屋
ひょっとしたら酒蔵北川本家さんの中かも?
お腹が減ったので「鳥せい」で
鶏飯と肝のしぐれ煮を…
v(@∀@)vィェ〜ィ
京阪電車の中で眠ってしまい
出町柳で、車掌さんに起こされてしまった
恥ずかしいなぁ・・・
今日も幸せな1日でした ヾ(●⌒∇⌒●)ノ